日本統治時代の建物が数多く残る「台湾」。
旧台中駅や宮原眼科など日本統治時代の建物が観光地として有名な場所も多く、それらを観光の一つの目的にしてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、日本統治時代の建物としては少しマイナーな、屏東の「大和カフェ」をご紹介したいと思います。
戦時中「大和ホテル」という名前で宿泊施設だった場所で、今はオシャレなカフェに生まれ変わっているんですよ。
僕も実際に行ってきたので、今回解説します。
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当時の雰囲気を残したオシャレ空間!
台湾のリノベ物件は元々の建物へのリスペクトが本当に高く、当時の雰囲気を大きく残したまま現在も活躍してる場所が多いんです。
この大和カフェもその一つ。
色褪せたレンガを組み合わせた外観から、早速昔の趣きを感じ取りました。
入り口付近にはこのようなレリーフが。
大和ホテルは1939年から営業していたそう。一方、リノベして復活した大和カフェは2015年から。新しくできたカフェなんですね。
内装はコンクリート剥き出しの”今風”なオシャレ感。
高さのある天井や広々とした窓が配置され、とても開放感のある造りでした。日光がしっかりと差し込み、スタバのような作業したくなる空間ですよ。
贅沢なティータイムにぴったりなメニュー!
メニューはシンプルな品揃え。
ドリンクはコーヒー系やお茶系を中心に、スパークリングやデカフェドリンクなどもありました。
フードはクロワッサンやベーグルなど、軽食系を味わえます。
レジの前には数種類のケーキもありました。コーヒーとセットで頼みたくなりますね。
お土産に限定コーヒー豆やタンブラーなどを買うこともできますよ。
ちなみにレジの店員さんは英語も話せる方でした。
全体的に少し高めな値段設定ですが、雰囲気とともにちょっぴり贅沢なティータイムを楽しむには最適な場所ではないでしょうか。
日本の本も読めるよ!
いくつか日本の本が置いてあるのも大和カフェの特徴。本を読みながらコーヒーを味わえ、”ブックカフェ”として楽しむこともできますよ。
僕がずっと読みたかった「旅する台湾 屏東」もありました。
屏東県密着型の珍しい本。屏東の観光地の他、屏東に惚れて移り住んだ何人かの日本人のストーリーも描写されてて、非常に興味のそそられる内容の本ですよ。
現在は宿泊フロアを改修中!
とても楽しみなのが、現在宿泊フロアを改修中とのこと!
将来は宿泊もできるようになり、本格的に”大和ホテル”としての姿を取り戻す予定なんです!
昔の形とは少し姿を変え、ドミトリーと個室を配置し、茶室をヒントにした特別室も増設されるとのこと。
ほんのひとときさんのnoteにも大和ホテルが詳しく描かれてて面白いですよ。
宿泊施設「大和ホテル」として利用できる日が待ち遠しいですね。
営業情報
【営業時間】全日 9:00〜18:00
【場所】No. 163號, Minzu Rd, Pingtung City, Pingtung County, Taiwan 900
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