インドネシアの航空会社「バティックエア」。近年は東京・名古屋・沖縄に発着する便が設けられ、バティックエアを使う日本人も増えてきています。
そこで今回は、バティックエアの機内持ち込みは厳しいのか、解説しようと思います!
機内持ち込み荷物のほか、預け荷物のルールも解説します。実際にバティックエアを2回使った僕がお伝えしていきますよ。
機内持ち込みチェックは「緩め」
まず、バティックエアの機内持ち込み荷物は厳しいのか、という疑問についてですが正直「緩め」です。(笑)
つまりチェックインカウンターで荷物の重量をしっかり見られないことが多いタイプの航空会社。僕は2回とも重量を計られませんでした。
僕の経験上、重量チェック緩めはエアアジアやベトジェットなど東南アジアの航空会社に多い傾向ですね。
一方で、日本のピーチや台湾のタイガーエアなどは荷物チェックが厳しく、毎回キッチリ計られます。荷物重量のチェックの有無で国民性がなんとなくわかる気がします。(笑)
ただ、万が一重量オーバーが発覚したら課金や最悪搭乗拒否のケースもあるので、重量制限は必ず守るように意識しましょう!
重量やサイズ制限は?
バティックエアの機内持ち込み荷物のルールは以下の通りです。
エコノミークラス
- 機内へ持ち運びできるのは、持ち込み荷物「1個」と身の回り品「1個」。
- 持ち込み荷物のサイズは「56 x 36 x 23 cm」以内。
- 重量は合計「7kg」以内。
ビジネスクラス
- 機内へ持ち運びできるのは、持ち込み荷物「2個」と身の回り品「1個」。
- 持ち込み荷物のサイズは「56 x 36 x 23 cm」以内。
- 重量は合計「10kg」以内。
エコノミークラスは合計7kg以内で、ピーチやジェットスターなどと同じくLCC標準クラスの重量制限です。
重量オーバーする場合は?
重量オーバーする場合、出国先と行き先によって定められた超過手荷物料金を払う必要があります。
例えば、日本から台湾行きの場合は「1kg=1,200円」、日本からマレーシア行きなら「1kg=1,600円」ずつ課金されてしまいます。
重量オーバーが発覚すると「せっかく安く航空券を取ったのに荷物の課金でFSC(フルサービスキャリア)の航空券料金と変わらなかった・・・」なんてことも。
バティックエアに搭乗する方は、エコノミークラスなら7kg、ビジネスクラスなら10kgまでに収まるよう注意しましょう。
「事前に荷物重量をチェックしたい」という方は、荷物はかりがあると便利ですよ。
おすすめ商品はこちらの「FREETOO」の荷物はかり。2000円以下で買えるAmazonの超定番商品で、荷物重量を正確に計れますよ。
当日思わぬトラブルに遭遇しないよう、必ず事前に荷物重量は確かめておきましょう。
身の回り品とは?
初心者の方を悩ましがちなのが「身の回り品」。明確なサイズが定められておらず、どこまでが身の回り品で、どこまでが機内持ち込み荷物になるのか疑問に思う方は多いでしょう。
今まで世界一周をしたり、さまざまな航空会社を利用してきた僕でさえ身の回り品の明確な定義はわかりません。(笑)
ただ、以下の条件なら間違いなく「身の回り品」として扱ってくれる自信があります。
- ショルダーバッグ
- 縦26cm×横36cm以内
例えば以下のようなショルダーバッグです。
なぜこのようなショルダーバッグなら身の回り品として扱ってくれる自信があるかというと、実際に僕が何年も使っておりずっと身の回り品として認められてきたバッグだからです。(笑)
このバッグに物を詰めていれば、とりあえず身の回り品としては問題なくパスできるでしょう。
ちなみに同じ商品がまだAmazonで販売されていました!(笑)
2000円ほどで買えて普通に安いですけど、荒い使い方をしがちな僕の元でも4年以上活躍してます。(笑)
ぜひ参考にしてみてくださいね!
預け荷物のルールは?
まずバティックエアの預け荷物は、チケットクラスによって無料枠がつきます。日本発着便のルールは以下の通り。
チケットのクラス | 預け荷物の無料枠 |
ビジネスフレックス | 40kg |
ビジネスプロモ | 30kg |
エコノミーフレックス | 20kg |
エコノミーバリュー | 10kg |
スーパーセーバー | 0kg |
5段階に分かれているので、ご利用の預け荷物分に合うチケットを選ぶとよさそうですね。
預け荷物を追加する場合は?
預け荷物は無料枠のほか、追加で欲しいときもネットで予約できますよ。
チケット購入時よりチケット購入後に預け荷物を追加すると料金が大幅に高くなるので、なるべくチケット購入と同時に予約するようにしましょう。
例えば、日本と台湾を行き来する便の場合、以下のように預け荷物追加料金がかかります。
チケット購入時 | チケット購入後 | |
10kg | 55MYR(約1,930円) | 180MYR(約6,300円) |
20kg | 105MYR(約3,690円) | 360MYR(約12,640円) |
30kg | 180MYR(約6,320円) | 540MYR(約18,950円) |
見ての通りチケット購入時と購入後では、3倍以上の価格差があります。
ほかの飛行ルートの料金に関しては、以下の公式HPの「Pre-purchase baggage rates」をご覧ください。(「Pre-paid Baggage Rate for Initial Flight Booking」がチケット購入時の預け荷物予約の値段、「Pre-paid Baggage Rate for Post Flight Booking」がチケット購入後の預け荷物予約の値段)
バティックエアの荷物は計画的に!
バティックエアの機内持ち込み重量は、エコノミークラスとビジネスクラスで明確に基準が定められており、重量オーバーが発覚すると超過手荷物料金が請求されます。預け荷物はチケット購入時にまとめて買うことで安く予約できますよ。
このようにバティックエアに乗る際は荷物規定に注意する必要があります。必ず事前にルールをチェックして当日トラブルのないよう十分に気を付けましょう。
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