台湾の米はまずい?美味しい?安全性は?現地在住者が徹底解説

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最近は日本で国産米の値段が高止まりしており、外国産のお米にチャレンジしてみようと思っている方も多いはず。その中で「台湾産のお米」について気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、現地在住で毎日のように台湾のお米を食べる僕が、台湾のお米の味は「まずい」のか「美味しい」のか、素直な感想でお伝えしようと思います!

台湾のお米の特徴や安全性、通販情報、おすすめ料理なども解説していますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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台湾の米は「まずい」「美味しい」?

早速「台湾のお米の味はまずいのか、美味しいのか」という疑問ついて、素直な感想を述べると「普通に美味しい」です。

日本人ということもあり、やはり日本のお米の味が一番美味しいとは感じますが、個人的にはほぼ日本のお米と遜色なく毎日のように美味しく食べられています。

ずっきー
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台湾在住の日本人の間でも、特に台湾産のお米について悪い評判を聞いたことはありません。

ちなみに外国のお米で言うと、業務スーパーで1回「オーストラリア米」を買ったことがありますが、それよりは断然美味しい!!と感じています。(笑)

なので、台湾のお米のレベルを比較すると以下のような感覚です。

日本産≧台湾産>>>>>オーストラリア産

品種によっては「日本のお米のように美味しい!」と感じることもあるので、日本産のお米の代用としては十分活用できると思います!

台湾の米の特徴は?

台湾の米は豊かな気候と土壌条件に恵まれた環境で育てられるため、一般的に品質が高く食味も優れていると言われています。

ずっきー
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台湾の恵まれた自然環境が味わいに大きく影響しており、長い日照時間と安定した降水量が米の味わいに旨味やほのかな甘みをもたらしていますよ。

ちなみに台湾で作られているお米は、主に以下の2種類。

  • ジャポニカ米(短粒種)
  • インディカ米(長粒種)

特にジャポニカ米は日本で一般的なうるち米とよく似ています

台湾のジャポニカ米は「蓬莱米」と呼ばれ、日本のコシヒカリのような適度な粘りとふっくらとした食感、そして控えめながらもやさしい甘みが感じられますよ。

一方、伝統的な「在来米」は長粒種で、粘り気が少なくパラパラとした食感が特徴です。

また、台湾米は炊き上がりがやや硬めでパラっとしている傾向があり、炒飯や魯肉飯(ルーローハン)などの台湾料理と相性が抜群です。

特に蓬莱米は日本のおにぎりや丼物にもよく合い、在来米はビーフンや大根餅、油飯などの加工料理に使われることが多く、米のもつ食感や風味が多様な台湾料理を支えています。

ずっきー
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独自の等級制度が設けられ、品質管理にも力が入れられており、一等米ほど粒ぞろいで雑味が少ないの特徴です。

台湾の米の安全性は?

台湾では食の安全管理が強化され、米に関しても厳格な品質管理体制が敷かれています

農薬に関しては、使用前に地域ごとで天候や病害虫の予測をもとに必要最小限の散布に抑えられており、不必要な農薬使用が徹底的に避けられています

ずっきー
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有機栽培に切り替える農家も増えており、認証面積も拡大しているそうですよ。

特に日本向けに輸出される台湾米は、日本の厳しい検疫・検査基準(残留農薬608項目など)を全てクリアすることが条件となっているため、市場に流通するものはかなり安全性が高いといえるでしょう。

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台湾の米は通販で買える?

ここまで読んで「ぜひ自分の家庭でも台湾のお米を取り入れてみたい」と思った方もいらっしゃるでしょう。そんな方々に朗報ですが、台湾のお米はAmazonや楽天などの通販でも購入できますよ。

Amazonで特に人気なのは以下の商品たち。

お米栽培が盛んな台湾なだけに、台湾産のお米でも様々な品種が提供されていましたよ。

ここでご紹介した商品以外にも、「むすびの郷」など様々な品種が販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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台湾の米を使ったおすすめ料理3選

せっかく台湾のお米を使用するなら、現地で人気の台湾グルメにも挑戦してみたいですよね。

そこでここでは、台湾米で作ってみたい「台湾名物」のおすすめを3つご紹介します。「台湾三大飯」と呼ばれ、どれも台湾では超鉄板の料理なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

魯肉飯(ルーローハン)

魯肉飯(滷肉飯、ルーローハン)は柔らかく煮込んだ豚肉を甘辛い醤油ベースのタレとともに白ご飯にかける、台湾を代表する家庭料理です。

ずっきー
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名称の「ルー(滷)」は煮込む、「ロウ(肉)」は肉、「ハン(飯)」はご飯を意味し、そのまま「煮込んだ肉をご飯にのせた料理」という意味になります。

五香粉などのスパイスや砂糖を使い、豚バラ肉をじっくり煮込むのが基本ですが、地域や家庭によって肉の部位や味付け、トッピングに違いがあるそうですよ。

鶏肉飯(ジーローハン)

鶏肉飯(ジーローハン)は、白ご飯の上に茹でたり蒸したりした鶏胸肉を細かく手で裂いて乗せ、その上から特製のタレをかけて仕上げた料理です。

タレは醤油や八角などのスパイスで風味を調えると同時に、鶏肉からとった油でエシャロットを炒めたものが使われることが多いそう。こうした油と香味のバランスが、鶏肉飯の味を大きく左右しています。

✅台湾の料理でよく使われる「八角」についてはコチラ

ずっきー
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発祥は台湾中南部の嘉義市で、地元では特に人気が高いそうですよ!

鶏肉飯はサクッと食べられて胃にもやさしく、価格も手頃なため、屋台や専門店、食堂、台湾式定食屋などあらゆる場所で提供されていますよ。

排骨飯(パイクーハン)

「排骨」とはスペアリブのことで、豚の骨つき肉を特製の香辛料で味付けし、衣をつけて揚げたものをご飯の上にのせた料理が「排骨飯」です。

調味にはカレー風味の香辛料を使うことが多く、揚げた排骨に甘辛いタレをかけるスタイルが一般的。このタレの濃厚な味が揚げ物の香ばしさと相まって、ご飯が進む一品となっていますよ。

排骨飯は専門店はもちろん、家庭料理としても親しまれており、一般の飲食店メニューやお弁当としてもよく販売されています。

ずっきー
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排骨飯と言えば「梁社漢排骨(リャンシェハンパイグー)」という大規模チェーン店が非常に有名ですよ!

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台湾の米はまずくない!

今回お伝えしたように、台湾産のお米の味はまずいというかむしろ美味しく、日本産のお米の代用として活用するのにピッタリです。台湾在住の日本人の間でも、台湾産のお米について悪い評判を聞いたことはありません。

日本産のお米が高い今に、「むすびの郷」など台湾産のお米もぜひ試してみてくださいね。

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