タイのLCCの一つ「ノックエア」。主にタイ国内の路線が充実していますが、日本人だと馴染みのない方も多いでしょう。
そこで今回は僕が実際に搭乗して、ノックエアの評判について確かめてきました。
「遅延やキャンセルが多い」「スタッフの対応が悪い」など、悪い評判についてチェックしてきたほか、ノックエアに関するよくある質問にも答えてみたので、ぜひ参考にしてくださいね。
ノックエアの評判は悪い?実際に搭乗して検証

早速、ノックエアを利用した際に悪い評判について確かめてきたので、その結果をまとめていこうと思います。ノックエアの利用を検討している方は要チェックですよ。
①遅延やキャンセルが多い

まず、圧倒的に多かった悪い評判が「遅延やキャンセルが多い」という内容。ただ、幸い自分が利用した際は、特に遅延やキャンセルはなかったですね。
しかし、ノックエアもLCCではあるので、ANAやJALなどのフルサービスキャリアと比べて遅延やキャンセル率は高いと思います。
そもそも「どうしても時間通りに間に合わせたい」という方は、少し高くてもフルサービスキャリアの航空会社を選びましょう。

ノックエアなどLCCを利用したい方は、必ずスケジュールに余裕を持たせることが大切です!
②スタッフの対応が悪い

また、次に多かったのが「スタッフの対応の悪さ」。航空会社の評判あるあるですが、やはりノックエアでも「スタッフの対応が悪い」との声も見られました。
これは人の感覚に寄ったり、客側に非がある場合もあるので、一概に「ノックエアのスタッフの対応は悪い」とは言い切れません。
ただ、今回自分がノックエアを利用した際は、特にスタッフの対応が悪いとは感じませんでした。むしろスムーズに対応してくれて良かった印象です。

しっかりルールに則りノックエアを利用すれば、特に不快な思いをすることは無いと思います。
③座席が狭い

最後に挙げるのが「ノックエアの座席が狭い」という評判。これもLCCあるあるですね。
結論、ノックエアの座席間隔は他のLCCと変わらず標準的なのかなと感じました。特に窮屈に感じることはなく、1時間ほどのフライトだったため、あっという間に到着しました。
身長が高い方や大柄な方は少し窮屈に感じるかもしれませんが、今までのLCCで窮屈な思いをしたことがなければ、ノックエアも特に問題ないでしょう。
ノックエアに関するQ&A

ここからは、ノックエアに関するQ&Aをまとめていきますよ。ノックエアのご利用を検討している方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
ノックエアは事故が多い?

結論、ノックエアは創業以来、死者が出るような重大な事故は一度も起こしていません。2017年以降で記録されているのは5件程度の事故・アクシデントで、いずれも人的被害はありませんでした。
ただし、直近の大きな展開として、タイの民間航空局(CAAT)は安全上の懸念を理由にノックエアの国際線運航停止や路線拡大の差し止めを通告しました。

規制側はここ数年にかけてエンジンの機内停止、滑走路逸脱、ハードランディング、テールストライクなど複数の事例があったことを問題視しており、その是正を求めているのだそう。
また、ノックエア内部ではパイロットや訓練担当者、運航審査官といった専門職の大量退職が起きており、組織全体の安全文化や運航体制そのものに不安が広がっていることも指摘されています。
ノックエアは死亡事故の実績こそないですが、近年は運航トラブルや安全管理の問題が顕在化しており航空当局から厳しく監視されている、というのは頭に入れておきましょう。
ノックエアの公式HPは日本語サイトがある?

結論、2025年9月時点では、ノックエアの公式ホームページに日本語サイトはありません。タイ語、英語、中国語(簡体字)のみです。
ただ「ノックエア 日本語サイト」と調べるといくつか情報がヒットするように、2014年にノックエア公式HPは日本語サイトを開設し、予約から決済まで日本語で利用できるようになっていたそうです。

日本からの乗り継ぎ需要やノックスクートの成田線就航を見据えた取り組みだったらしい。
ただし、以降の公式サイトリニューアル等に伴い、日本語ページは消えてしまったぽいですね・・・。
現在の対応としては、Trip.comなど日本語表記アリの航空券予約サイトからノックエアを予約したり、ノックエア公式HPを英語表記にして頑張って予約等こなす感じになりそうです。
機内持ち込み手荷物は厳しい?

ノックエアの機内持ち込み手荷物について、規定自体は重量制限が「7kg」とやや厳しめですが、チェックインでの対応はかなり緩めでした。
理由として、チェックインをする際には荷物重量をきちんと計る航空会社と計らない緩めの航空会社がありますが、ノックエアは計られないパターンの緩めの航空会社だったからです。

ノックエアに限らず、エアアジアやベトジェットなど東南アジア系の航空会社は計られない緩めケースが多いですね。
ただし、あまりにも7kgオーバーな見た目をしていたり、空港やスタッフによっては計られることも十分ありうるので、極力7kg以内に抑えてチェックインに臨みましょう。縦横奥の合計の長さ制限にも気を付けてくださいね。
手荷物重量を把握しておきたいなら「荷物はかり」を持っておこう!
荷物の重量を細かく把握しておきたいなら「荷物はかり」を所持するのがおすすめ。
その場で手軽に手荷物の重量を計ることができ、計られるか計られないか分からないチェックインで安心して過ごせるようになるでしょう。
ちなみに、荷物計りのおすすめは「FREETOO」の商品。
Amazonで売れ筋圧倒的NO.1の人気商品で、2000円以下で購入できる手軽さも魅力。

僕も不安な時はいつも荷物はかりで重量計測してチェックインに臨みます。海外旅行者にとっては必携の持ち物ですよ!
特に頻繁にLCCを利用する方は、一つ持っておくと役立つこと間違いなしです。
無料の機内食はある?

飛行機に乗るなら楽しみの一つが「機内食」。航空会社によっては無料で機内食を提供してくれることもあり、ノックエアはどうなのか気になっている方も多いでしょう。
ただし結論、ノックエアに無料の機内食提供はありません。食事や飲み物は有料で提供されており、事前予約または機内で購入する方式となっています。
メニューにはパッタイやチキンライスなどタイらしい料理から、ケーキやソフトドリンクまで幅広い選択肢があり、価格も手軽ですよ。

ノックエアの機内食の詳しい内容は、以下の公式ページからチェックできます。
タイではノックエアを使ってみよう!
タイ国内の移動ではノックエアが定番。バンコクやチェンマイ、プーケットなどを手軽な料金で移動できて便利ですよ。
タイの色んな都市を旅行する予定の方は、ぜひノックエアの利用も検討してみてくださいね。
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