バックパッカーなら一度は訪れてみたい国「ラオス」ですが、旅行するなら英語は通じるのか気になるところ。
そこで今回は、ラオスは英語が通じるのか、ラオスに3回訪れたことのある僕が実体験を交えつつ詳しく解説していきます!
また、ラオスはどこの国でどんな国なのか、首都はどこなのか、国旗の意味、有名な観光地などもご紹介していきますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
ラオスは英語が通じる?

結論、ラオスでは英語は通じない場所が多いと考えてよいです。
さすがにホテルやツアーのガイドは簡単な英会話なら通じましたが、ローカルレストランや屋台などでは「water」など超基本ワードでさえ通じないなんてこともあります。

お金が絡むことは都度把握しておく必要性が高いので、数字だけは現地の言葉で覚えておくと便利ですよ。
もちろん英語が通じる人も一定数いました。リッチな家庭や大学に通ってる学生なら、そこそこ英語ができる方も多いです。世界のスタバもバリバリ通じましたね~。

なので、ラオスでは旅行で使うホテルやツアーなどではもちろん英語が通じますが、ローカルレストランやコンビニなど、簡単な英語さえ通じない場所もあると想定しておくと良いでしょう。
ラオスはどこの国?

まず「ラオスはどこの国?」という基本的な質問ですが、ラオスは東南アジアの内陸部分に位置している国です。東西に細長く伸びる地形で、国土の多くは山岳や高原で占められています。
中国やミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイと隣接しており、海に面していない陸に囲まれた国なんですよ。
ラオスはどんな国?

ここからは、ラオスがどんな国なのか解説していきます。首都・国旗・面積・人口に注目してお伝えしていきますね。
首都はどこ?

ラオスの首都は「ビエンチャン(ヴィエンチャン)」です。ラオスの政治・行政の中心で、大統領府や各省庁、在ラオス外国公館の多くが集まっています。

ただ目立った観光スポットがなく「世界一何もない首都」と言われることもあります。(涙)
国旗は日本と似てる?意味は?

ラオスの国旗は真ん中に丸が描かれ、日本の国旗と似ていることでも知られています。
ただラオスの国旗は三色旗で、上から赤、青、赤の横帯が特徴。青帯の中央には白い円が描かれています。

またラオスの国旗に関して、上と下の赤色は独立のために流された血と革命の犠牲を象徴し、真ん中の青色は国の繁栄や富、平和を意味しているそうです。
中央の白い円は国民の団結と統一、そして国民が明るい未来を目指す希望を表すという説が有名だそうですよ。

日本の国旗の丸は太陽を象徴しているので、ラオスと日本の国旗は似ていますが、意味は全く異なるんですね。
人口や面積は?

ラオスの国土面積は、およそ23万6,800平方キロメートルに及びます。日本の本州と九州を合わせたほどの広さになりますよ。
人口は近年ゆるやかに増加しており、外務省の統計では約758万人、国際機関の推計では787万人を超えるなど、資料によってわずかな差が見られますが、2025年時点の推計ではおよそ780万人前後と言われています。
ちなみに、国土面積に対する人口密度はおおよそ1平方キロメートルあたり30人程度で、東南アジア諸国の中でもかなり低い水準。
これは山地の多さに加え、都市への人口集中が比較的穏やかで、農村部での生活が今も広く続いていることを反映しているとも言えるでしょう。
ラオスの観光地は?

ここからは、ラオスの観光地について解説していきます。
ラオスには主に「ビエンチャン」「バンビエン」「ルアンパバーン」の三つの都市が有名なので、それらに注目してご紹介していきますね。
ビエンチャン:”何もない”を楽しむ

先ほどもご紹介したように、ラオスの首都が「ビエンチャン」。「世界一何もない首都」と呼ばれることもあるように、確かに「住む場所」としての役割が高く、観光資源は少ないですね・・。
ただし、いくつかの有名なスポットは点在しているので、ここでお伝えしていこうと思います。
まず首都ビエンチャンには二大スポットがありますが、そのうちの一つが「パトゥーサイ」。

フランスからの独立を記念して1960年代に建てられた凱旋門で、「パトゥー」は門、「サイ」は勝利を意味していますよ。
全体的にパリの凱旋門に似ていますが、天井にはヒンドゥー教の神々や、3つの頭を持つ象、蛇神ナーガといったラオス特有のレリーフが精巧に彫られています。

周辺にはここぞとばかりに、たくさんのお土産屋さんも出店していました。

また、二大スポットのもう片方、黄金に輝く仏塔「タート・ルアン」もビエンチャン観光では訪れておきたい場所。特に夜に見に行くと、とにかく綺麗です!

紀元前3世紀に仏陀の胸骨を納めるために建てられたのが始まりと伝えられています。現在の姿は1566年にセーターティラート王によって再建されたものだそうですよ。

毎年11月頃にはラオス最大のお祭り「タート・ルアン祭り」が開催され、とても賑わうそうです!
また、ラオスでは屋台を楽しめるのも魅力の一つ!日本ではお祭りのときでしか屋台を見かけませんが、ラオスでは日常的に屋台のフードを味わえますよ。

ラオスでは貴重なショッピングモールもいくつかビエンチャンにあります。

「ビエンチャン・センター」にはスーパーやコスメ、家電製品の販売店のほか、映画館やゲームセンターなどがありましたよ。


日本映画フェスみたいなイベントも毎年開催され、200円ぐらいで映画を観れた気がしますw
バンビエン:アクティビティが魅力的

ラオスのビエンチャンとルアンパバーンの間にあるのが「バンビエン」。バンビエンはアクティビティの豊富さで非常に有名なんです。
例えば登山。30分~1時間ほど登れば絶景を見られるポイントがあり、適度なトレッキングを楽しむのも良し。


ヤバい写真スポットなんかもあります。(笑)

バギーやバイクをレンタルして、デコボコ道や泥道をワイルドに駆け抜ける体験もアドベンチャー好きなら存分に楽しめるでしょう。

パリピが集まるゲストハウスやバーなども有名です。僕は行きません。

ほかにも「ブルーラグーン」という透き通った青い水が美しい天然のプールがあったり、何かとアクティブな人向けの町ですね。
ルアンパバーン:チルに最適な町

個人的にラオスの中で一番好きで、海外旅行者にとっても最も人気なのが「ルアンパバーン」。
かつて王国の都として栄えたルアンパバーンは、ラオスの伝統建築とフランスのコロニアル建築が数多く残ることから、町全体が世界遺産になっているんですよ!
そんなルアンパバーンは歴史ある建造物はもちろん、何と言ってもチルにぴったりなのんびりとした雰囲気が一番の魅力かなと思います。


川沿いのマイナスイオンたっぷりのカフェでチルしながら作業できるのは、本当にノマドワーカーの醍醐味ですね。

メインストリートあたりには大規模なナイトマーケットもあります。たくさんの屋台がひしめき、ラオスならではのグルメを堪能できますよ。


ルアンパバーンのナイトマーケットは雰囲気が非常に良いのも特徴です!パブリックビューイングでスポーツ観戦もできますよ。

ラオス様式やフランスのボザール様式の建物を見て回るのも良いですね。

ルアンパバーンでは旅人界隈では有名な「象使いの免許」が取得できることでも有名。


僕は謎に単位を落として、象使いの免許が貰えなかったのは良い思い出ですw
ラオス旅行は「Klook」「KKday」を活用しよう!

「ラオスに行きたいけど海外初心者なので不安・・・」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方々におすすめしたいのが、海外アクティビティ予約サイトの「Klook」「KKday」を活用すること!
KlookやKKdayでは「ルアンパバーン半日観光ツアー」や「ビエンチャン半日観光ツアー」など、ラオスのツアーに手ごろな料金で参加でき、初心者の方でも効率的に観光を楽しめるでしょう。

「乗り合い送迎」の予約など、交通事情が不便なラオスの移動手段としても重宝するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「最後の秘境」ラオスに行ってみよう!
東南アジアの中ではあまりなじみのない国「ラオス」ですが、国全体として穏やかな雰囲気なので、チルが目的の旅行やノマドにはぴったりな場所ですよ。
ホテルやツアー、カフェなど英語が通じる場所も一定数あるので、「東南アジア最後の秘境」とも呼ばれるラオスで、ぜひのんびりした時間を楽しんでくださいね。
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