台湾旅行の楽しみといえばグルメですが、夜市の屋台などで「肉まんみたいなやつ」を食べた記憶はありませんか?
「肉まんみたいなものを食べたけど、名前が思い出せない・・・」という方も多いかもしれません。
そこで今回は、台湾の「肉まんみたいなやつ」の正体を解説します!
「あ!これこれ!」と記憶がよみがえるキッカケになれば幸いです。(笑)
台湾の肉まんみたいなやつは「胡椒餅」
早速結論を述べると、台湾の肉まんみたいなやつは「胡椒餅」です。
台湾現地では「フージャオビン」と呼び、夜市の屋台でもよく見かける超定番フード。
胡椒餅も肉まんみたく主な具材は豚肉や青ネギで胡椒も効いているため、「肉まんみたいなやつ」として印象に残っているのかもしれませんね。(笑)
ただ、実際に食べてみると胡椒餅と肉まんは明らかな違いがあるとわかります。以下に解説していきますね。
五香粉の効いた風味
肉まんとの大きな違いの一つが風味付けで、胡椒餅は「五香粉」を使用しています。
五香粉は、一般的に「八角、カシアシナモン、クローブ、フェンネル、花椒」の5つのスパイスを混ぜ合わせて作られ、台湾では定番調味料の一つです。
炒め物や揚げ物、煮込み料理などによく使われ、少量でも一気に風味豊かになるのが特徴ですよ。
僕の感覚として、胡椒餅は肉まんの3倍ぐらい風味が強いです。
パリッとした食感
胡椒餅は「焼き肉まん」とも言われているように、焼いて作る点も肉まんとの大きな違い。
そのため、蒸して作る肉まんがフワフワであるのに対して、胡椒餅はパイのようなサクサクとした食感に仕上がります。
サクサク食感の生地がまたお菓子みたいでおいしいんですよね~。
台中の胡椒餅おすすめ店「傅碳烤胡椒餅」
ここでは胡椒餅のおすすめ店「傅碳烤胡椒餅」をご紹介します!
台中にある名店で、テレビやYouTubeなどでも取り上げられるほどの人気ぶり。30年以上の歴史をもつ老舗です。
牛肉と豚肉の2種類
傅碳烤胡椒餅で販売されている胡椒餅は、豚肉と牛肉の2種類。
どちらも1つ40元(約180円)で、4個買えば150元(約680円)とお値打ち価格になります。
僕も早速食べてみました!
どちらも丸いフィルムにゴマがたくさん振りかけられ、まるで「あんぱん」のような見た目です。
お肉がボリューミー!
傅碳烤胡椒餅で買える胡椒餅の一番の特徴が「ボリューミーでジューシーなお肉」。
ひと口かじれば、肉汁がジュワーと口の中に広がりますよ。
旨みたっぷりで、いくらでも食べられるおいしさです・・・!!
甜焼餅にも注目!
また、傅碳烤胡椒餅には「甜焼餅(ティエンシャオビン)」という甘い焼き餅も販売されていました。
外はサクサク、中はしっとりした食感が特徴で、こちらもハマる人が続出なんだとか!
今回は売り切れでしたが次はチャレンジしたい!
店舗情報
台湾名物「胡椒餅」をお試しあれ!
台湾の「肉まんみたいなやつ」の正体は「胡椒餅」でした。
ただ、肉まんとは明確な違いがあり、胡椒餅は五香粉の風味やパリッとした食感がおいしく、一度食べたらリピート間違いなし。
台湾を訪れた際は、台湾名物「胡椒餅」もぜひ試してみてくださいね。
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