【中国】24・144時間「トランジットビザ免除」を受ける流れを徹底解説!!

旅情報

コロナ前は日本のパスポートさえあれば、中国へ「15日以内の滞在」がビザ免除で可能でした。

しかし、コロナで国境封鎖が始まってからは、未だにビザ免除制度が復活しておらず、まだ中国へ気軽に旅行できる状態ではありません。

そこで注目されているのが「トランジットビザ免除措置」。

短期間の滞在であれば中国へビザなしで滞在できる、非常にありがたい措置です。

そこで今回は、僕が実際にビザ免除措置を使って中国に入国してみたので、その流れを細かく解説していきます。

トランジットビザ免除措置にはどんな種類がある?

まず、トランジットビザ免除措置には、大きく2種類あります。

1つ目が「24時間以内」の滞在を対象としたもので、中国をトランジットのみで利用する人向けです。

2つ目が「72時間・144時間以内」の滞在を対象としたもので、中国で観光をしたい人向けです。72時間、144時間の違いは滞在する場所(入国する地域)によって分かれるそう。

72時間対応が3都市、144時間対応が27都市。北京や上海など馴染みのある場所は144時間対応なので、基本的に144時間滞在できると思って良さそうです。

また、24時間のトランジットビザ免除措置では中国全土を動き回れますが、72/144時間のトランジットビザ免除措置では滞在可能地域が細かく定められています。

トランジットビザ免除を受ける流れを解説!!

ここからは、トランジットビザ免除措置を受ける流れを解説します。僕は24時間以内のトランジットビザ免除を受けましたが、72/144時間以内のパターンも同じ流れです。

必要な持ち物は?

ここ1番気になる点だと思いますが、今回僕は以下のものがあれば問題なかったです。

  • 現地への航空券
  • 第三国への航空券
  • 臨時入国カード(空港にある)

72/144時間のトランジットビザ免除措置を利用する方は、プラスで「ホテルの予約確認書」が必要とのこと。

なんと嬉しいことに、

特別な持ち物は必要ありません!!

ビザ取得って何かと面倒で、事前に書類準備の必要なことが多いですが、流石に今回はビザ免除なので特別な持ち物は不要。ありがたや・・・。

空港での手順について

ここからは、僕が実際に体験した「トランジットビザ免除措置」を受ける流れを解説します!

①空港到着

②通路順に従って移動する

人の流れに沿って移動していきます。

少し進むと「Transfer to International」という表示が出てきますが、こちらの窓口は「当日出国のみ対応」でした。

僕は翌日の朝出発だったので一度出国が必要。当日乗り換えの人はビザ免除措置すら不要なのかもしれません。

この窓口で電子チケットを見せる際にWi-Fiが必要な場合もあるかと思いますが、ご安心ください。

このようなWi-Fiパスワード番号発行機が目の前にあり、パスポートをスキャンして簡単にパスワードを入手できます。中国の空港でWi-Fiをつなぐ際は、このような機械で一度パスワードを発行する必要があります。

ちなみにセキュリティはガンガンに強く、GoogleやLINE、インスタなど外資系のサービスは利用できませんでした。中国のGoogle的ポジション「百度」は使えましたが、日本のサイトへのアクセスは難しかったです。

③指紋採取機で指紋を取る

必要かどうかはわかりませんが、一応ここで採取しておくと安心です。

このようなバウチャーが発行されるので、入国審査まで持っておきましょう。

④臨時入国カードを書く

③で解説した指紋採取機の目の前に、入国カードを記載できる場所があります。

ここで入国カードを記載しますが、注意点があります。それは、

  • 入国カード
  • 臨時入国カード

の2種類があるということ。

ビザで入国する場合は「入国カード」を使いますが、ビザ免除で入国する場合は「臨時入国カード」を使います。

上の画像のように、通常の入国カードは細長いですが、

臨時入国カードは正方形に近い形をしてます。ビザ免除を受ける方は、間違えずにコチラの臨時入国カードに記入しましょう。

⑤再び通路に沿って進む

③で入手した「指紋バウチャー」と④で記載した「臨時入国カード」を持って、順に進んでいきます。

途中アライバルビザの窓口が現れますが、今回は”ビザ免除”なので無視。

⑥入国審査に進む

いよいよ入国審査です。

入国審査の際、条件によっていくつかのルートに分かれています。

トランジットビザ免除措置を使う場合は「24/144H Transfer」の方向へ進みます。

すると、一番左のポジションがトランジットビザ免除措置用のエリアになっていました。ここでビザ免除での入国手続きをしますが、事前に必要な持ち物がしっかり揃っているか確認しましょう。

万が一直前で臨時入国カードやWi-Fiが必要になっても、手前に救済エリアがあるので安心ですね。

⑦入国審査で臨時入国許可証明をゲット!

無事入国審査が下りると、このような「臨時入国許可証明」をパスポートに貼ってもらえます。今回僕は「24時間免除」でしたが、第三国への期間が空く場合は「72/144時間免除」verの証明が貰えるはずです。

⑦入国審査を抜けて出口へ

入国審査を通るとすぐに預け荷物エリアへ。

順番に進むとすぐに出口です。おつかれさまでした。

中国のトランジットビザ免除措置を賢く活用しよう!

以上のように、中国でのトランジットビザ免除措置は、かなり簡単に受けることができます。

事前に特別な書類が不要で、特に手間が無いのも大きなポイント。

72/144時間のトランジットビザ免除措置を利用して、少しの間中国観光してみるのもありだな~と思いました。ちなみに、観光を促すためビザ免除を「144時間」という少し長めの設定にした、という話もあります。

旅行好きな方は、ぜひトランジットビザ免除措置を利用して、中国旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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