暑く湿った季節になると出てくる虫と言えば「ゴキブリ」。より蒸し暑い台湾だと出没頻度は高くなるのか、気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、台湾ではゴキブリが多いのか、現地在住者の僕が解説します。
また台湾のゴキブリはでかいのか、台湾で習慣化されている「駆除の日」についてなど、台湾でのゴキブリ情報を網羅してお伝えしていきますよ。
台湾はゴキブリが比較的多い

結論、台湾は日本と比較してゴキブリが多いです。
一番の理由はやはり気候かなと思います。台湾は亜熱帯から熱帯に属していおり、台湾の中で一番寒い北部の台北でさえ、冬は気温が約10°Cまでしか下がりません。そのため、台湾全土がゴキブリの生存と繁殖に適した環境になっているんですね。
また台湾は夜市など屋外の飲食店が多いため、町中に食べ物のゴミが豊富にあることもゴキブリが多い理由かなと思います。

古い建物や排水システムの構造上、ゴキブリが侵入しやすい環境になっていることも関係していると言われています。特に低層階や地下では遭遇率がグンと上がる感覚もしますね。
ゴキブリ駆除の日がある!

先ほど解説したように台湾はゴキブリなど害虫が多いため、定期的に「害虫駆除の日」「消毒の日」という取り組みが政府や各自治体主導で行われます。
外の排水管を一斉に消毒し、ゴキブリなどの害虫を駆除します。実施日は定かではないですが、5月から10月の間で2ヶ月に1回程度など、数ヶ月に1度実施されるという情報が主流です。
この駆除の日には、消毒によってゴキブリなどの害虫が地上に逃げ出してくるため、街中でゴキブリを見かける確率が高くなりますw

既に逝ってしまった者や、もうちょっと生き延びようともがく者たちがゴロゴロ大量発生する、なんとも地獄絵図のような日です。
九份など観光地でも実施されることがあるので、その光景に出くわしたら「あ、今日はこういう日なんだな」と悟ってください。(笑)
台湾にはでかいゴキブリがいる
「台湾にいるゴキブリは東京や大阪で見るゴキブリと比較してデカい」という話も聞くように、実際デカいゴキブリの種類が存在します。
例えば「ワモンゴキブリ」や「クロゴキブリ」に似た種類が日常的に見られることがあり、そのサイズは成虫になると全長4〜5センチ程度にもなるそうです・・・!
また、2023年には台湾で新種のゴキブリ「ダイオウゴキブリ」が発見されました。この種はゴキブリ属で最も大型のものであり、特徴的な大きさから命名されたんだとか。ひぇ~。
台湾旅行でのゴキブリ対策は?

ここまでゴキブリ情報を聞かされたら、台湾旅行がちょっと不安になってしまった方もいるかもしれません。(すみません)
そんな方のために、台湾旅行で持っていきたいゴキブリ対策グッズをご紹介します!
アース製薬 ゴキッシュ
一番楽なゴキブリ対策といえば、やはり「スプレー」。アース製薬のゴキッシュは、プッシュするだけで家中のゴキブリの駆除や予防ができる優れもの。窓を開けた状態でも使えるので、スプレーが苦手な方でも安心ですね。
金鳥 ゴキブリ ムエンダー
金鳥の「ゴキブリ ムエンダー」も手軽にできるゴキブリ対策スプレーの一つ。部屋の大きさに応じた回数をプッシュして部屋を30分閉め切れば、部屋中のゴキブリ駆除がサクッと完了できますよ。煙ではないため臭わず汚れずで、お子様やペットがいるご家庭でも気兼ねなく使えます。
ナチュラス 天然ハーブのゴキブリよけ
「スプレー系はどうしても苦手・・・」という方は、こちらの商品がおすすめ。化学合成殺虫剤不使用で天然ハッカ油を配合したゴキブリよけです。滞在先の出入り口や水回りなど、気になる部分に置くだけで簡単にゴキブリ対策ができるでしょう。小さいお子様がいるご家庭でも安心ですね。

ちなみにスプレー型を買う方は容量に注意!一般的に100ml以上の液体は機内持ち込みでは没収されてしまうので、今回ご紹介した小型のものを購入するのがおすすめです!僕は一度新品の130mlの歯磨き粉を没収されたことがあります・・・。(涙)
✅台湾旅行の持ち物チェックリストはこちら!
台湾ではゴキブリ対策を入念に!
台湾はゴキブリが多く、でかい種類もいるため、数日の台湾旅行でもゴキブリ対策グッズを持っていくと安心でしょう。
台湾ではゴキブリ対策を入念にして、快適な時間を過ごしましょう!
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