親日国家で、最も旅行しやすい国としてイメージの強い「台湾」。ただ、「台湾 日本語を話すな」という検索ワードが出てきて、不安に思った方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、台湾の「日本語を話すな」事件について、現地在住者の僕が解説していきます!
また、「台湾で日本語を使用していたら怒られることが多いのか」「台湾では日本語が通じる場面が多いのか」という疑問に、実際の経験をもとにお答えしていきますね。
台湾の「日本語を話すな」事件とは

台湾の「日本語を話すな」事件とは、2014年に台北市で日本人旅行者と日本語を話せる台湾人が食事していたところ、近くにいた女性から「日本語を話すな!」と怒鳴られた、という出来事のこと。
この女性は「台湾で日本語を話すのは恥だ」「南京事件を忘れたのか」といった主張をしたらしく、その体験談がSNSやブログで広まり、「台湾=親日」というイメージが強い中で異例のエピソードとして広まっていきました。

台湾は親日国家として知られ、大多数の台湾人が日本人に好印象を持っているものの、やはり考え方は様々で色んなタイプの人がいるのも事実です。
台湾で日本語を話したら怒られる?

先ほど解説した「日本語を話すな」事件を知って、台湾では日本語を使用すると怒られることがあるのか、少しおびえた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで「台湾では日本語を話すと怒られることがあるのか」という疑問についてですが、結論台湾で日本語を使って怒られることは99%ないです。

僕は台湾に2年ほど滞在していますが、日本語を使って怒られたことなんて一度もありません。てか、もうそんなことありえないレベルの親日国家です。
逆に日本人とわかってレストランで追加サービスをしてくれたり、「僕は日本に留学していました」みたく急に道端で話しかけられて国際交流が始まるwことがあったり、日本語を話したことで生まれた恩恵しか思い当たりません。


あるレストランではサービスでスイカをいただきました!嬉しいですね~。
台湾で「日本語を話すな」事件が親日国家として珍しいだけに目立ちましたが、逆に日本語を積極的に出して日本人アピールすると良いことが舞い降りてくるので、台湾旅行ではガンガン日本語を話していきましょう!(笑)
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台湾では日本語が通じる場面が多い?

台湾で「日本語を話すな」事件があったということは、「台湾人には日本語が通じることが多い」のか、ふと思った方もいらっしゃるでしょう。
この疑問に関してですが、結論台湾では基本的に日本語は通じないと考えておくのが良さそうです。
台湾の標準語は中国語(台湾華語)なので、さすがに日本語は通じないのが一般的ですね。今回の事件を起こした方は、歴史上日本語教育を受けていたのかもしれません。
ただし、台湾で日本語は英語に次ぐ人気学習言語ということもあり、ふとした瞬間に日本語を話せる人に出会うことはたくさんあります!


スーパーや弁当屋さん、僕の大好きな台湾のカフェチェーン「Louisa coffee」など、身近な生活圏のお店のスタッフでさえ日本語で話しかけてくれた場面は多いです!台湾でも基本的に日本語は通じないものの、日本語の浸透率は海外の国でNO.1かなと思います。
とはいえ、台湾旅行や出張などで言語面が不安な方は翻訳機や台湾華語のフレーズ集などを準備しておくと安心ですよ。
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台湾は親日国家なのでご安心を
台湾では過去に「日本語を話すな」事件があったものの、世界的には有数の親日国家で、海外では一番住みやすいというのが僕の本音でもあります。
台湾ではガンガンに日本語を話して問題ないので、安心して台湾での滞在時間を過ごしてくださいね。
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