台湾旅行で必須の交通手段が「台湾新幹線(台湾高速鉄道)」。台湾の西側を縦断しており、台湾の主要都市「台北」「台中」「台南」「高雄」などを簡単に行き来できますよ。僕も実際に乗ってみて、台湾新幹線の便利さを実感しました。
そんな台湾新幹線ですが、実は外国人なら大きな割引を受けられるんです!
そこで今回は、台湾新幹線の外国人割引の買い方について解説します!往復分も買えるのかや、座席指定ができるのかなどもお伝えしますよ。
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台湾新幹線の外国人割引の買い方を解説!

早速、台湾新幹線の外国人割引での買い方を解説します。時期によっては「2人同時購入で1人分無料」「15%OFF」など超お得な割引があるので、要チェックですよ。(以前は20%OFFの割引キャンペーンもありました)
外国人割引のチケットを入手するには、最初にKlookやKKdayで予約をして、当日に駅の窓口で本チケットを受け取る必要があります。それぞれ画像付きで手順を解説していきますね。
①KlookやKKdayで台湾新幹線を予約
まずはKlookやKKdayで台湾新幹線を予約します。ここで必ず割引パッケージを選択することを忘れずに行ってくださいね。
1.KlookやKKdayの台湾新幹線予約ページを開く

まずはKlookやKKdayで台湾新幹線の予約ページを開きます。以下のリンクから各サイトの台湾新幹線のページへ飛べますよ。
アプリなどを使用しておらずログインしていない方は、まずログインをしておきましょう。どちらも概ね同じ進め方で、今回はKlookの画面で説明していきますね。
2.割引パッケージを選択

この画面をスクロールすると「パッケージ」の欄が出てくるので、対象の割引パッケージを選択します。「15%OFF」「2名同時購入で1名分無料」など、対象の割引を選択してくださいね。
3.出発地・目的地・人数を選択

そして「出発地」「目的地」「人数」を入力すれば割引後の料金が提示されるので、「予約手続き」へ。
4.お客様情報を確認

ログインをしている場合、メールアドレスや電話番号など設定した個人情報が出てくるので、その情報が間違っていないか確認しましょう。
問題なければ「支払い画面へ」で次のページへ進みます。
5.支払いを済ませる

最後にクレカなどのお支払情報を入れたら、「今すぐ支払う」を押して予約完了です。その後、台湾新幹線の公式HPで好みの時間の新幹線を予約する必要もあるので、忘れずに行っておきましょう。
②新幹線の駅で本チケットを受け取る

KlookやKKdayで割引チケットを購入して、台湾新幹線の公式HPで対象の車両の時間指定をしたら、台湾新幹線の駅の窓口で本チケットに引き換える必要があります。パスポートを提示して、外国人であることの証明をする必要があるからです。
予約チケットの引き換えは「當日票(当日券)」の窓口へ行きましょう。

窓口では「予約番号の記された画面」と「パスポート」を提示すればOKです。このような本チケットがもらえますよ。

この①②の手順を通して、外国人割引のチケットをゲットできますよ。台湾新幹線を利用予定の方は、ぜひ試してみてくださいね。
台湾新幹線の外国人割引は往復でも買える?
台湾新幹線の外国人割引は、特に回数制限などは設けられていないため往復分購入することが可能です。ただ、往復チケットとしてまとめて購入はできないので、片道チケットを2回に分けて買う必要があります。
また、乗車区間によっては「乗り放題パス」を利用した方が安くなる場合もあります。特に、台北・台南や台北・高雄などの長距離移動を予定している場合は、乗り放題パスの方がコストを抑えられる可能性もあるので、そちらもチェックしてみると良いでしょう。
台湾新幹線の外国人割引チケットで座席指定はできる?
KlookやKKdayで台湾新幹線の外国人割引チケットを購入した場合、駅の窓口で本チケットを受け取る際に座席指定は可能です。
また2人並んで座りたい場合は、KlookやKKdayで切符を予約する際に2人分を同時に購入しましょう。発行されたコードを入力して座席指定を行うと、座席に空きがある場合は隣同士に自動で配置されます。座席の位置や車両番号は予約完了時に表示されるため、実際に並んで座れるかどうかを確認できますよ。
台湾新幹線の通常のチケット購入方法
台湾新幹線のチケットを購入するには、上記で挙げた方法以外にもあります。以下にご紹介していきますね。
公式HPで予約する
台湾高速鉄道公式HPからでもチケットの予約ができます。
公式HPでは乗車日の5日前までの予約で最大35%の早割があります。

割引価格の在庫がある時間帯のチケットには「早割 20%割引」という記載が出てきます。

ただ35%割引は滅多に見ないし、早割20%割引ならKlookやKKdayでの割引と同じぐらいの料金になるので、あえて公式HPで購入しなくてもいいかなという所感です。
予約の流れ
公式HPの「オンライン予約」から予約が可能。ご希望の日時や人数を選択して検索します。

ご希望の日時に近い予約可能な乗車券が提示されるので、お好みのものを選択して「確認」を押します。(早割の在庫があれば便名の横に「早割 20%割引」といった表示がされます)

最後にパスポート番号や電話番号、メールアドレスを入力して「予約完了」ボタンを押すだけ。

現地で購入する
現地での購入は、「券売機での購入」と「窓口での購入」の2パターン。
券売機は以下の「Ticket vending machine」と書かれた場所。

窓口は「Today’s ticket」と書かれた売り場(ここでは4番)があるので、並んで購入しましょう。

台湾新幹線(台湾高速鉄道)とは?

台湾新幹線は台北・台中・台南・高雄など、台湾西側の主要都市間を結ぶ高速鉄道。2007年に開通しました。
乗車するとわかるように、見た目や中身はほぼ日本の新幹線と同じ!日本の会社が製造したため、内部が似ているんですね。


そんな台湾新幹線を使えば、第一の都市「台北」と第二の都市「高雄」の間は約2時間で移動可能。台北~高雄間で飛行機は開通してないので、台湾新幹線が一番早く移動できる手段です。
値段は、後ほど解説する「Klook」や「KKday」の割引を使えば、台北~高雄間で「約5,600円」。
台北~高雄間は、東京~名古屋間と同じ距離。東京~名古屋間は新幹線で10,000円オーバーなので、台湾では約半額で新幹線に乗れる感覚なんです。

台湾の公共交通機関の安さには、つくづくありがたみを感じています・・・!
車両の種類は?
日本の新幹線でいう「のぞみ、ひかり、こだま」のように、種類によって停車駅が変わります。(特に名称は無いそう)

以下、停車駅の数で日本の新幹線に例えてみました。
①のぞみ(早い)
南港(台北)~台北~板橋(新北)~台中~台南~高雄
②ひかり(普通)
南港(台北)~台北~板橋(新北)~桃園~新竹~台中~嘉義~台南~左営(高雄)
③こだま(遅い:各駅停車)
南港(台北)~台北~板橋(新北)~桃園~新竹~苗栗~台中~彰化~雲林~嘉義~台南~左営(高雄)
目的場所に応じて、購入する便を調整してみてくださいね。
台湾鉄道の乗り方は?
乗り方は日本の新幹線と特に変わりませんので、ご安心ください。
まず、チケットを入れて自動改札口を通ります。取り忘れにご注意を。

板橋駅にはこのような待合室もありました。

あとはホームで対象の車両が来るのを待つだけ。

駅で迷う点は特にないかなと思います。
台湾新幹線の注意点は?
台湾新幹線の注意点としては「台湾新幹線の駅と台湾鉄道の主要駅は離れていることがある」ということ。

日本でいう「梅田駅と新大阪駅」みたいな感覚でしょうか。その距離感ならマシですが、結構離れててかつ行き来が少し不便というケースもあります。
例えば以下マップでは「台湾新幹線の台南駅」と「台湾鉄道の台南駅」をピン止めしていますが、微妙に離れています。
台湾鉄道でこの駅間を移動できますが、地下鉄ほど本数が無いので、待ち時間合わせて1時間オーバーだったと思います。
台湾鉄道の駅が中心部にあるのに対し、台湾新幹線の駅はしばしば不便な場所にあるんです・・・。台中や嘉義なども台湾新幹線の駅は中心部から離れています。
台湾新幹線を使う際は、事前に駅の場所を必ず確認しておきましょう。
台湾新幹線で台湾旅行を快適に!
台湾には都市間を移動するのに台湾鉄道やバスなどがありますが、やはり台湾新幹線は圧倒的に楽!そして快適!乗り心地は日本の新幹線と同じクオリティでした。
少し値は張りますが、日本の半額ぐらいの感覚で新幹線に乗れると思えば激安です。
長距離移動する際は、ぜひ活用してみてくださいね。
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