台湾のローカル食堂「自助餐」がおすすめ!ガチ勢が買い方も徹底解説!

レストラン

海外生活で気を付けたいポイントの一つが「健康」。

食に関しては、世界的にもトップレベルの健康食「和食」から離れてしまい、どうしても炭水化物や脂っこいものに偏ってしまいますよね。

「在英国日本国大使館」が発表する「海外在住が及ぼす精神的な影響」に掲載されている通り、メンタルの崩しやすさも海外生活ならでは。

僕も何回か身体やメンタルを崩す経験をしました。海外生活では健康に細心の注意を払うべきなんだなと・・・。海外は楽しい反面、健康的な生活を維持するのが結構大変なんですよね。

メンタルの健康を保つためには、「食・運動・睡眠・コミュニケーション」が何より大切だと思いますが、今回は「食」にスポットを当ててみます。食に関して、台湾には心強い味方がいるんです。

それが「自助餐(zìzhùcānジージューツァン)

自助餐では健康的なおかずが思う存分食べられ、食の健康面を維持するのにとてもありがたい存在なんです。僕は台湾にいれば毎日のように通っています。

そんなガチ勢の僕が、自助餐を徹底解説します!

台湾式ビュッフェ「自助餐」とは?

自助餐を訳すと「セルフサービス式の食事」。なので「タイワニーズビュッフェ」とも呼ばれています。

ビュッフェといっても「食べ放題」というわけではなく、取った量に応じて料金が決まる「従量課金制」。ボリュームから見た目で値段を判断するお店が7割、重量計に載せて値段を正確に計るお店が3割かなと思います。

紙の使い捨てトレイや弁当箱に好きなメニューを詰めていきます。野菜系を中心に肉や海鮮、麺類など様々な種類が取りそろえられており、楽しくお食事ができますよ。

観光客を滅多に見ることがなく、まさに”現地生活の一部”とも言えるでしょう。

自助餐のおすすめポイント!

ここからは、”自助餐のおすすめポイント”を通い詰めた僕目線でまとめてみました。

健康的な食事

先ほどお伝えしたように、海外生活は食が乱れがち。その中で、野菜やたんぱく質など効率的に摂取できる自助餐は、健康的な台湾ライフを送るために必要不可欠とも言える存在ではないでしょうか。

僕が台湾生活で健康を維持できている要因の一つが自助餐、といっても過言ではないでしょう。

自分でおかずをチョイスするため、「何を食べればどんな栄養素が摂れるのか」「どんな栄養素が一日にどれぐらい必要なのか」など、健康的な生活を維持するための栄養バランスを自ら考える習慣もつきました。食べ物への知識が自然と身についてきますよ。

お手頃な値段

「台湾は外食が安い」と言われていますが、観光客がよく行く「夜市」などは意外と高く、食費がかさんでしまうのも心配要素の一つ。

ですが、自助餐は安い。取る量にもよりますが、基本お手頃価格です。

僕の経験としては、

台北、高雄は「90~130元430620

その他地方都市(台中、台南、花蓮など)は「70~100元330470円)

が相場になるかなと思います。(野菜3.4種+卵+ご飯+スープ)

肉や魚を選ぶ場合は「×1.5倍」を目安に考えてみて良いと思います。

台北や高雄でも中心部を離れたらもう少し安くなります。

値段はお店によりけりなので、グーグルマップのレビューを見てから行くことをおすすめします。現地の人が価格審査してます。(笑)

中には以下の内容で40元(約190円)だったお店も!(台中)

お店探しも楽しみの一つです。(笑)

スープやご飯がおかわり無料

僕みたいな食べ盛りの人たちにとって嬉しい「おかわり無料」。

自助餐では基本「スープおかわり無料」。僕は今まで30~40箇所は行ったと思いますが、スープおかわり無料率は100%です。学校の給食で使うような大きな鍋に入っていて、自分ですくいます。

具材たっぷりで「どちらかというと、おかずなのでは?」というような素敵なスープもありますよ。

ご飯がおかわり無料の場所もあります。

残念なことにこちらは少なく、「20~30%」ぐらいの出現率かなと思います。

中には玄米や雑穀が食べ放題の場所も!健康大好き勢にはたまらない絶品特典です。

自助餐の買い方

自助餐は観光客が少なく、海外の人にとってはハードルが高く感じるでしょう。初めて利用する方は不安だと思うので、ここでは「自助餐の買い方」を紹介します。

①トングと紙トレイを取る

入口にトングと紙トレイが置いてあるので、それらを取ります。

テイクアウトの場合、別に「紙弁当箱」が置いてあるので、そちらを取るようにしましょう。

②列に並び、好きなおかずを取る

列になってる時は並んで、好きなおかずがあれば取っていきましょう。列になっていない時は自由に巡って取ってしまって大丈夫です。

③レジで精算

最後はレジで精算。中国語を習ってる方はいくらかわかると思いますが、僕みたいに習ってない勢は正直いくら請求されてるのかわかりません。(笑)

なので、その場合は

・日本語や英語でまくし立てて外国人であることを伝える⇒店員さんが電卓で示してくれる

・とりあえず100元出して、もっと請求されたら更に100元を追加⇒おつりが返ってくる

という方法で切り抜けています。(笑)

また、この時箸やスプーンを取り忘れないように。テイクインなら大丈夫ですが、テイクアウトした時はやらかしになります。食えないじゃん!って(笑)

④好みの席を確保し、スープとお茶を取る

好みの席に食事を置いてキープしたら、スープなどを取りに行きます。

スープやお茶はセルフで用意されてることが多いので、自分で汲みます。

⑤食べ終わったら自分でトレイを下げる

海外だと店員さんが片付けてくれることが多いですが、自助餐はセルフ形式なので、食事後自分で片づけをします。

机を汚してしまったら、次の人のためにも拭いておきましょう。

おすすめしたい自助餐のお店3選!

30~40箇所の自助餐に訪れた僕ですが、その中でもおすすめの自助餐のお店をご紹介!

サービスが素敵なお店は毎日通いたくなるような魅力が詰まってるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①「小豆苗素食」(台北)

一言で「清潔感抜群なヘルシー自助餐」です。

自助餐は台湾ローカル色が強く、正直少し小汚い印象が強いですが、ここは清潔感があり明るい店内で居心地抜群。

おじさん率の高い自助餐ですが、ここはお姉さんやおばさまにも大人気!間違いなく店内の居心地の良さが影響してるのかなと思いました。

また、五穀やかぼちゃ粥が食べ放題。ご飯のバリエーションが豊富なのも非常に嬉しいポイントです。

詳しくは僕のnoteでも紹介してますので、ぜひご覧くださいね。

②「全家福素食」(台北)

ここはなんと「自助餐が食べ放題」のお店です・・・!

数多くのメニューがたった「130元(約620円)」で食べ放題!

野菜系のヘルシーなメニューを中心に、揚げ物や甘い系のおかずもあり、食べ飽きませんよ。

コスパ抜群の大人気店ですぐ混んでしまうので、開店と同時に行くのがおすすめです。

こちらも詳しくは僕のnoteで紹介しています。

③「鄉林素食館」(台東)

ここは「店主のおばちゃんがめちゃめちゃ良い人」のお店です。(笑)

2週間滞在した台東生活では毎日のように通っていたお店。とにかく店主のおばちゃんが良い人なんです。

閉店間際に行ったら売れ残りおかずをサービスしてくれたり、お昼に行ったらまだ夜営業が残ってるのにオクラ30本ぐらいサービスしてくれたり(笑)

接客も快く、「人で行きたくなった自助餐」はここが初めてでした。また行きたいな~。

これもnoteで紹介してます。って全て紹介してましたね。(笑)

自助餐に通って台湾でも健康ライフを!

自助餐はコスパ良く健康的な台湾生活を送るのに、もはや必須な食堂。

現地の人に紛れて色んな食材を食べられ、まさに「現地生活を楽しむ」「食を楽しむ」のにぴったりな場所ではないでしょうか。

中には人情味溢れるお店や食べ放題のお店もあり、独自の特色を楽しめるのも醍醐味の一つ。

台湾に行く際は、ぜひ自助餐も訪れてみてくださいね。

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