台湾といえば「朝ごはん」の豊富さが魅力的ですよね。その中で「有名な朝ごはん屋さんはどこなのか」気になっている方も多いでしょう。
そこで今回は、台湾の朝ごはん有名チェーン「麥味登(マイウェイダン / My Warm Day)」をご紹介します。
麥味登のメニュー一覧をご紹介するほか、人気の大根餅やワンプレートの実食レビュー、店内の雰囲気などをお伝えしていきますよ。ぜひご参考くださいね。
台湾の朝ごはん有名チェーン店「麥味登」

台湾の「麥味登」は1987年創業の歴史ある朝ごはん屋さん。
台湾全土で919店舗(2025年5月の情報)を展開しているように、街のどこを歩いても見つかるほど店舗が多く、台湾人にとっては「毎日食べても飽きない定番チェーン」というポジションを確立していますよ。

店名は「温かみのある一日を届けたい」というコンセプトから付けられ、実際にメニューもほっとする家庭料理の延長線上にあります。大きなチェーン店でありながら、台湾の「家庭の朝食」に近い気取らなさがあるんですよ。

ちなみに日本では「wanna manna(ワナマナ)」というブランドで展開しています。
メニューが超豊富!

ここからは麥味登のメニューを一挙ご紹介していきます。麥味登ではハンバーガーやワンプレートメニューなど、バラエティ豊富なメニューから選ぶことができますよ。
サンドイッチ

麥味登のサンドイッチ系メニューは「パン」と「具材」を豊富な選択肢からチョイスできるのが楽しいポイント。
パンのベースは主に以下の4種類から選択します。すべてのベースに卵やチーズをトッピングすることも可能ですよ。
- 漢堡(バーガー)
- 吐司(トースト)
- 丹麥(デニッシュ)
- 可頌(クロワッサン)
また、具材はチキン、豚肉、ツナ、ベーコンなどの基本的な具材から、厚切りビーフやクリスピーチキンなどのボリュームプレミアム具材まで豊富に揃っています。
値段も35元~100元(約175円~約500円)と幅広く設定されていますよ。

麥味登では色んな組み合わせでサンドイッチを楽しめるので、ぜひ好みのセットを見つけてみてくださいね。
ワンプレート

麥味登といえばワンプレートセットも魅力的。
美式(アメリカン)、法式(フレンチ)、台式(台湾式)など多様なスタイルがあり、フレンチトースト、パンケーキ、チキン、ポテト、サラダなどがワンプレートで楽しめますよ。

価格帯は105元~160元(約525円~約800円)が主です。
また、洋風の食事をメインとした「シェフのおすすめ(主廚推薦)」特集なんかもあり、ここではパスタとリゾット/ごはん物のメニューが充実しています。

パスタは青醬(バジルペースト/ジェノベーゼ)、茄汁(トマトソース)、奶油(クリームソース)の3つの主要なソースを使ったバリエーションが豊富です。
ごはん物には燉飯(リゾット/煮込みご飯)や咖哩(カレー)、紅酒燉牛肉(ビーフシチュー)、牛排肉片粥(ビーフポリッジ)など、洋食専門店のような本格的なメニューが並んでいますよ。
価格帯は110元〜190元(約550円~約950円)程度で、ブランチセットよりも専門的な食事が楽しめます。
一品料理

一品料理も充実しており「中式系列(中華風シリーズ)」「鐵板麵系列(ホットプレート麺)」「手捲蛋餅(パンケーキ/クレープ)」「沙拉(サラダ)」などが味わえますよ。
特に種類が豊富なのは、台湾の代表的朝食メニュー「蛋餅(タンピン)」。蛋餅は薄焼き卵のクレープのような料理で、具材無しのシンプルなものからツナ、ベーコン、キムチ入りなど様々なバリエーションがあるのが特徴です。


鉄板で麺を調理した「鐵板麵」も台湾の朝食の定番。ブラックペッパー味や辛味ソース味などからチョイスできますよ。
ドリンク

麥味登のドリンクメニューはコーヒー系や紅茶、豆乳などバラエティ豊富なのも特徴。
挽きたてコーヒーはアメリカーノ、カフェラテ、キャラメル/ヘーゼルナッツラテなどがあり、価格は40元~65元(約200円~約330円)で楽しめますよ。

また、山藥薏仁漿(ハトムギミルク)や冬瓜茶(ウリの砂糖煮出し茶)など、台湾特有の健康的なドリンクも提供されています。
多くのドリンクはM/Lサイズが選べ、紅茶系にはコンニャクや豆花などのトッピングを追加可能です。ホットとアイスが選べるメニューがあるのも嬉しいですね。
お得な追加セット

メインの食事に追加料金を支払うことで、サイドメニューとドリンクをセットにできるオプションなんかも提供されていますよ。
セットは以下の3種類があり、メイン料理にサイドメニューとドリンクを手軽に追加できますよ!
- Aセット(+ 40元):台湾風の切り干し大根入りオムレツ+錫蘭紅茶(Mサイズ)
- Bセット(+ 55元):チキンナゲット(5個)+錫蘭紅茶(Mサイズ)
- Cセット(+ 55元):ハッシュブラウン(2枚)+錫蘭紅茶(Mサイズ)

ちなみに、錫蘭紅茶は差額を支払えば他のドリンクに交換可能です。
大根餅がおすすめ!

豊富なメニュー数を誇る麥味登ですが、その中でも注目のメニューが「大根餅」。台湾では「蘿蔔糕(ローポーガオ)」と呼ばれています。
蘿蔔糕は大根と米粉を混ぜて蒸し固めた生地を四角く切り分けて油で焼き付けた料理で、台湾や香港の伝統的な軽食になっていますよ。

外側はカリッと香ばしく、内側はもっちり・ぷるぷるとした独特の食感が特徴です。

また、台湾で大根餅をいただく際は「醬油膏(ジャンヨウガオ)」という甘くてとろみのある醤油ベースのタレをかけて食べるのが一般的だそう。


確かに甘辛な醬油膏は大根餅によくマッチして、日本人も好きな味わいで楽しめましたよ!
ちなみに、台湾の大根餅はAmazonや楽天などでも入手可能!「本場の味わいでおいしい」との口コミも多数見られました。
「台湾の大根餅を手軽に日本でも楽しみたい!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
店内は清潔感バッチリ

台湾といえばローカルな食堂をイメージしがちですが、麥味登はどこも店内が非常に綺麗!明るく落ち着いた空間で朝ごはんを満喫できるでしょう。

コンセントもちらほら見られ、ちょっとした作業スペースとしても活用できそうです。

麥味登のスタッフさんは優しい印象で、丁寧に接客してくれました。

店内のローカル感を警戒している方でも、麥味登なら安心して過ごせるでしょう。
台湾での朝ごはんは「麥味登」で楽しもう!
「麥味登」では台湾式の朝ごはんを満喫できるほか、洋食メニューが豊富でその日の気分に合わせて色々選べるのが嬉しいポイント。
台湾旅行ではどこで朝ごはんを食べるか悩んでいる方は、ぜひ当記事を参考に「麥味登」で台湾式朝食を味わってみてくださいね。
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