中国で有名な空港の一つが「上海浦東空港」。トランジット利用客も多く、中国国内に立ち寄らずとも上海浦東空港を経由して旅行先や出張先へ向かう方も多いでしょう。
そこで今回は、上海浦東空港のプライオリティパス対応ラウンジを一挙ご紹介します。
上海浦東空港ではプライオリティパス対応ラウンジが合計「12ヶ所」もあり、非常に多くのラウンジが楽しめますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
上海浦東空港のプライオリティパス対応ラウンジは計「12ヶ所」!

早速、上海浦東空港のプライオリティパス対応ラウンジをご紹介します。
上海浦東空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジが12ヶ所もあるのが特徴!「ターミナルS1」「ターミナルS2」「第1ターミナル」「第2ターミナル」の4つに分けて解説していきますね。
ターミナルS1
第1ターミナルに接続されたサテライトターミナルである「ターミナルS1」。
サテライトという呼称ですが、実際には本館に匹敵するほどの規模と最新の設備を持ち、空港全体のゲート数や旅客処理能力向上のために2019年に新設されたんですよ。
そんなターミナルS1には2つのラウンジがあります。
VIP Lounge 135

「VIP Lounge 135」はターミナルS1の国際線出発エリアにあるラウンジ。
ビュッフェ形式の中華料理やサンドウィッチ、デザート、各種ドリンク(ビールやワインなどのアルコール、ソフトドリンク)が提供されていますよ。
空間は広めで、パノラマウィンドウ越しに駐機場を一望でき、落ち着いた雰囲気が特徴です。
全日 午前6時~午後11時
VIP Lounge 120

「VIP Lounge 120」はターミナルS1の国内線出発エリアにあるラウンジです。
館内では軽食やスナック、各種ドリンクが用意されており、ビールやワインといったアルコールも楽しめますよ。
設備としてはWi-Fiや新聞・雑誌、フライト情報の掲示などが揃い、搭乗前の時間をゆったり過ごせます。シンプルながら落ち着いた雰囲気で、混雑時を除けば静かに休憩できるでしょう。
全日 午前6時~午後11時
ターミナルS2
ターミナルS2も2019年に開業し、第2ターミナルからシャトルトレインで移動できます。世界最大級のサテライトターミナルとして国際線や中国国内主要路線に対応していますよ。
ターミナルS2では合計3つのラウンジがプライオリティパスで利用できます。
VIP Lounge 170

「VIP Lounge 170」はターミナルS2の国際線出発エリアにありますよ。
館内では軽食・スナック、各種ドリンクが揃っていて、ビールなどのアルコールも提供。Wi-Fi、新聞・雑誌、フライト情報モニターといった設備があり、搭乗までの待ち時間を快適に過ごせますよ。
シャワー施設が備えられているのも特徴で、さっぱりとリフレッシュしたい人には嬉しいポイントですね。窓からの眺めもグッドです。
全日 午前6時~午後11時
VIP Lounge 190

「VIP Lounge 190」はターミナルS2の国内線出発エリアに位置しています。
館内には定番の軽食やスナック、ソフトドリンク、ビールやワインなどのアルコール類が提供されているほか、Wi-Fiや新聞・雑誌、フライト情報モニターなどの設備が揃っていて、さらに手荷物一時預かりサービスがあるのも便利なポイント。
ラウンジの雰囲気は落ち着いていて、混雑してなければ静かに過ごせる空間という印象。軽く飲んだりデバイスを充電しつつ休憩するには十分な設備とサービスです。
全日 午前4時30分~午後11時
China Southern First/Business Class Gold/Silver/Elite Plus Lounge 152

中国南方航空のラウンジ「China Southern First/Business Class Gold/Silver/Elite Plus Lounge 152」もプライオリティパスで利用できますよ。
ターミナルS2の国内線出発エリアにあり、オープンバー形式でリラックスできる飲み物の選択肢もあるそう。マッサージチェアが備えられていて、手荷物一時預かりサービスなんかも。
雰囲気は落ち着いていて、出発前の時間をゆったり過ごしたい人向きです。
全日 中国南方航空の始発便~最終便
第1ターミナル
1999年に開業した上海浦東空港のメインターミナル。
28の搭乗ゲートと204のチェックインカウンター、広々とした免税店や飲食店があります。シンプルな一直線の構造で移動がしやすいのも特徴です。
ここでは2つのラウンジがプライオリティパスに対応しています。
VIP Lounge 9

「VIP Lounge 9」は第1ターミナルの国内線出発エリアにあり、落ち着いた雰囲気を求める人にはぴったりなラウンジです。
食事は他のラウンジに比べると種類は控えめで、点心や中華麺などの軽食に加え、サンドイッチやカットフルーツが補充されています。アルコールはビール程度に留まり、ワインやスピリッツの選択肢は限られるため、飲み中心で楽しむ場所ではありません。
内部にはソファ席が並び、出張客がノートパソコンを開いて仕事をしたり、仮眠を取る姿が目立ちます。
全日 午前6時~午後11時
VIP Lounge 39

「VIP Lounge 39」はプライオリティパスや各航空会社の上級会員、ビジネスクラス・ファーストクラス利用者向けに提供されている、本格的な国際線出発エリアにあるラウンジです。
食事はビュッフェ形式で用意されており、中国らしいチャーハンや麺料理、ワンタンスープなどの温かい料理に加え、カップ麺やフルーツ、スイーツも楽しめます。また、注文式の専用カウンターでできたての麺類などを受け取れるサービスもありますよ。
ラウンジ内は落ち着いた雰囲気で十分なソファ席が用意されており、全体的にスペースに余裕があります。奥にはシャワールームも完備されており、長時間の乗り継ぎの利用でもリフレッシュができるでしょう。
全日 午前6時~午後11時
第2ターミナル
第2ターミナルは2008年に運用開始し、第1ターミナルよりもやや大型で新しい設備が揃っていますよ。
主に中国国際航空やスターアライアンス加盟航空会社が利用し、3階の出発ゲートと2階の到着ロビーにショップやラウンジ、両替所などが充実しています。
第2ターミナルはプライオリティパスで利用できるラウンジの数が「5つ」と、上海浦東空港で最も充実したターミナルになっていますよ!
China Eastern Airlines No.77 Lounge

「China Eastern Airlines No.77 Lounge」は第2ターミナル国際線出発エリアに位置し、プラザプレミアムが手掛けるオシャレな空間が特徴です。
広々としたラウンジ内には、ビュッフェやバー、作業スペース、授乳室、シャワールーム、仮眠設備などが完備されており、上海や香港ならではの麺類や多彩な中華・洋食ビュッフェを楽しめますよ。
全日 24時間営業
VIP Lounge 69

「VIP Lounge 69」も第2ターミナル国際線出発エリアにあるラウンジで、ソファ席や仕事向けの半個室ブースで静かに過ごすことができます。
軽食やカップ麺、ビールやワインなどのアルコール類も揃い、フライト前に気軽にくつろげる環境です。設備はシンプルで、仮眠室やシャワーはありません。

僕も実際に利用してみました!詳しくは次章【第二ターミナルの「VIP Lounge 69」を使ってみた】で解説しています。
全日 午前6時~午後11時
VIP Lounge 73

「VIP Lounge 73」は第2ターミナル国内線エリアのゲート73付近にあり、主にプライオリティパス利用者向けのファーストクラスラウンジです。
ドリンクサービスが充実し、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクが楽しめます。食事は中華を中心に豊富なビュッフェ形式で用意されていて、フライト前のひとときを快適に過ごせるでしょう。
全日 午前6時~午後11時
Juneyao Air Lounge No. 72

「Juneyao Air Lounge No. 72」は新しく清潔感があり、比較的こぢんまりとしたラウンジです。国際線の出発エリアにあり、搭乗ゲートD73近くの上階に位置しているため、搭乗口からのアクセスが便利ですよ。
利用者は少なめで落ち着いた雰囲気。ヌードルバーや軽食もあり、快適な滞在が叶うでしょう。
早朝便や深夜到着でも利用しやすい、24時間営業なのも嬉しいポイントです!
全日 24時間営業
Juneyao Air Lounge No.86

「Juneyao Air Lounge No.86」は搭乗口C80付近に位置し、主に国内線利用者向けのラウンジです。
中華料理を中心にビュッフェ形式の充実した食事メニューがあり、アルコールやソフトドリンクが飲み放題。ソファ席を中心に快適な空間が提供されていますよ。
静かな環境でリラックスしながら、次の便までくつろぐことができるでしょう。
全日 午前5時30分~午後11時
第二ターミナルの「VIP Lounge 69」を使ってみた

ここからは、僕が実際に使ってみた第二ターミナルの「VIP Lounge 69」を詳しくご紹介していこうと思います。
ラウンジの雰囲気や提供される食事、場所などをまとめてみましたよ。
ラウンジ内の雰囲気は?

「VIP Lounge 69」のラウンジは開放的な雰囲気が特徴。窓からは滑走路が見えて、空港の雰囲気を存分に味わうことができますよ。

ラウンジの規模感は十分で、たくさん席があるのも嬉しいポイント。
電源完備のパソコン作業に適したスペースもあり、ビジネスでの利用にもおすすめです。

ラウンジから空港を見下ろせる立地で、旅の気分を存分に楽しめるでしょう。
提供される食事は?

「VIP Lounge 69」には早朝訪れたこともあり、軽食を中心に提供されていました。サンドイッチやヨーグルト、ミニケーキなどをいただけましたよ。

ドリンク類も充実。ソフトドリンクからアルコール類まで様々な選択肢を楽しめますよ。

お菓子も置かれているので、ちょっとしたカフェ利用したい方にもぴったり。

カップ麺も提供されていましたよ。

コーヒーサーバーもありました。ラウンジで優雅な早朝を過ごせること間違いなしですね。

早朝訪れた際は軽食メニューのみでしたが、1時間ほど経ったらしっかりとした主食メニューも登場していました。


「VIP Lounge 69」は眺めも良く、落ち着いた朝の時間を過ごせましたよ!
場所・行き方は?

「VIP Lounge 69」は名前の通り、第2ターミナルの「69番搭乗口」付近にあります。空港内の標識を頼りに進めば、簡単にたどり着けるので迷うことも少ないでしょう。

上海浦東空港の第2ターミナルを利用する方は、ぜひ「VIP Lounge 69」を訪れてみてくださいね。
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上海浦東空港ではプライオリティパスでラウンジ巡りを楽しもう!
上海浦東空港ではプライオリティパスで様々なラウンジをご利用いただけます。特に第2ターミナルなら最大5ヶ所も楽しめますよ!
上海浦東空港に立ち寄る予定のある方は、ぜひプライオリティパス対応のラウンジにも注目してみてくださいね。
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