台湾は外食文化が盛んで、リーズナブルに食事できるのがうれしいポイント。
定番の外食といえば、ローカル食堂の「自助餐(ジージューツァン)」や鍋など、さまざまな種類の料理があるのも楽しいです。
今回は、そんな定番外食の一つ「ステーキ」についてご紹介!
日本だと「ステーキガスト」や「ブロンコビリー」など、ステーキハウスのチェーン店が一般的ですが、台湾では個人が経営する「ローカルステーキ食堂」がとってもたくさんあるんです!
先日僕も、高雄のあるローカルステーキ食堂へ行ってきたので、詳しく解説します。
台湾でステーキは定番&大人気!
台湾では、主に「牛排(ニウパイ)」と呼ばれている「ステーキ(牛肉)」。
至るところに個人のステーキハウスや、夜市ではステーキの屋台があります。
例えば、高雄のある夜市周辺でステーキを検索すると・・・
この狭いスペースに「6つ」ヒットしました。
台湾でステーキは、とにかく手軽で大人気なんです。
台湾でステーキが日常に浸透しているのって、すごく意外ですよね・・・!
台湾のステーキハウスが面白い!
台湾のステーキハウスは、日本とはひと味違う!
文化の違いを存分に感じられて面白かったので、詳しく解説しますね。
とにかく安い!
日本でステーキハウスといえば、サラダバーやご飯がセットでついてきて、”ちょっとした贅沢”の位置づけ。
最近は徐々に値上がりもしてきて、毎日気軽に行けるレストランではないはず。
しかし、ステーキハウスが日常に染み込んでいる台湾では、とにかく安い!
こちらは、先日行ったローカルステーキハウスのメニュー。
豚肉のステーキなら、なんと「110元[NTD](約540円)」で食べられるんです!
「1元[NTD]=4.84円(2024/5/24)」の超円安の今でこの値段。
円の価値や値上がりを考慮すると、5年前は恐らく「300円」ぐらいで食べられたのではないかなと思います・・・。
日本でチェーン店のステーキハウスに行けば「2,000円」はまず超えるので、相当安いですよね。
カルチャーショック・・・。
お店の前で調理!
台湾のステーキハウスでは、奥のキッチンではなく、お店の前で調理をするのが一般的。
これはステーキに限らず、多くのレストランで採用されてる台湾スタイル。
このお店は元々屋台だったらしく、この場所で焼いて売っていた名残なのかもしれませんね。
麺がセットでついてくる
台湾のステーキの大きな特徴が、麺がセットでついてくること。
下に麺が敷かれているのが、おわかりでしょうか。
この麺は、「うどん:パスタ=8:2」みたいな不思議な感覚でした。(笑)
左端に見えるように、卵もセットでついてきましたよ。
ちなみに、ステーキ抜きで「麺と卵」だけのメニューもありました。(鐵板麺)
「ミートソースパスタ」みたいでおいしかったですw
このメニューは「60元(約290円)」。激安でした!!
スープとお茶がセルフサービス!
台湾のステーキハウスは「スープ」や「お茶」がセルフサービス。
台湾のステーキハウスでは、コーンスープが主流なようです。
そしてこの光景、どこかでみたことあるような・・・。
そう、台湾ローカル食堂の「自助餐」も同じくスープやお茶がセルフいてきます。
スープとお茶がセルフサービスなのは、一つの台湾スタイルなんでしょうね~。
また、ここのステーキハウスはお手頃な値段なので、他のセルフサービスはありませんでしたが、中には「アイスクリーム」や「ドリンクバー」がセットのお店も!
あれ、このスタイルもどこかで見たような・・・。
そう、台湾の鍋屋さんです。
アイスクリーム食べ放題も、台湾ではおなじみなんですね。(笑)
台湾でステーキを味わおう!
台湾では、庶民の味と化している「ステーキ」。
とてもリーズナブルなので、台湾のローカルステーキハウスや夜市で、ぜひ味わってみてくださいね。
店舗情報
今回行った、高雄のステーキハウス「佳家牛排」の店舗情報です。