台湾で昔主流だった言語「台湾語」。今となっては使われる場面が少ないですが、台湾好きなら興味を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、台湾語の基本フレーズ「ありがとう」は何と言うのか、解説します!
中国語との比較や、ありがとう以外の基本フレーズも多数掲載しました。台湾語に興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
台湾語でありがとうは「多謝」
早速結論ですが、台湾語でありがとうは「多謝(tō-siā)」です。
カタカナ表記だと「ドーシャー」という発音に近いです。
発音のポイントは「tō」と「siā」を柔らかくつなげる感じ!
また、台湾語のありがとう「多謝」を丁寧に表すと「多謝你(tō-siā lí)」です。日本でいう「ありがとうございます」といった感じでしょうか。
カタカナ表記で発音を表すと「ドーシャーリー」。
正しい発音はYouTubeで音声で確認できるので、こちらも参考にしてみてくださいね。
中国語でありがとうは「謝謝」
一方、現在台湾で主流の中国語(繁体字)の場合、ありがとうは「謝謝(xiè xie)」です。
カタカナで発音を表すと「シェイシェイ」。こちらはなんとなく知ってる方も多いでしょう。
台湾語は「多くの謝」、中国語は「2つの謝」。どちらもありがとうの表現方法は似通っていますね。
台湾語の基本フレーズまとめ
ここからは、台湾語の基本フレーズを一気にまとめてみました。
ニーズの多かったものをピックアップしてるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
台湾語 | 中国語(繁体字) | |
ありがとう | 多謝(tō-siā) =ドーシャー | 謝謝(xiè xie) =シェイシェイ |
美味しい | 好呷 (hó-tsiah) =ホージャー | 好吃 (hǎo chī) =ハオツー |
かわいい | 可愛(khó-ài) =クーアイ | 可愛(Kě ài) =クーアイ |
好き | 佮意(kah-ì) =ガァイー | 喜歡(xǐhuān) =シーファン |
頑張れ | 加油(ka-iû) =カーユ | 加油(jiā yóu) =ジャーヨウ |
ごめんなさい | 歹勢(pháinn-sè) =パイセー | 對不起(duì bu qǐ) =ドイブーチー |
ようこそ | 歡迎(huan-gîng) =ファンギン | 歡迎(huān yíng) =ファンイン |
漢字から全く違うものもあれば、漢字は同じだけど発音が違うものもありますね。
もっと台湾語を知りたい方は、台湾語を網羅した以下の資料が便利!気になるワードがあれば、「Ctrl+F(macはCommand+F)」検索で調べてみてください。
ぜひ簡単なフレーズは覚えて、台湾旅行で実践してみてくださいね。
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台湾では「台湾語か中国語」どっちを使う?
そもそも台湾では「台湾語か中国語、どっちが使われてるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論、現在台湾で広く使われているのは「中国語」です。中国語でも主に「簡体字」と「繁体字」に分かれますが、台湾では「繁体字」が使われています。
もちろん、台湾語といわれるだけあり、過去は台湾で広く使われていました。
ただ、1945年に蒋介石率いる中国国民党が台湾を治めたあとは、中国語を公用語として強く推進したため、台湾語は使われなくなりました。
学校など公共の場で台湾語を使うと、罰が与えられることもあったそう。蒋介石の時代は、徹底的に台湾語が禁止されていたんですね。
その結果、今では一部のお年寄りの人に使われるぐらいになりました。
台湾では台湾語も活用してみよう!
今もお年寄りの方をメインに使われることがある「台湾語」。
簡単な台湾語を覚えて、ぜひ現地でも実践してみてはいかがでしょうか。
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