台湾で有名な温泉地の一つが「北投温泉」。台北から近くてMRTで気軽に行けるため、連日多くのお客さんでにぎわっています。
ただ、台湾の公衆浴場は水着が必要なことが多く、手軽に入れないのが難点。
そこで今回は、北投温泉の【水着なし】で使える入浴施設「瀧乃湯」をご紹介します!予約不要で日帰り旅行にも活用できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
台湾の温泉は一般的に「水着が必要」
台湾の公衆浴場では一般的に「水着と水泳キャップの着用」が求められます。しかも、水着の種類の規則もかなり厳しいです。
北投温泉最大の公衆浴場「北投公園露天温泉浴場」も厳しくルールが定められていました。男性なら海水浴場で使うようなダボダボのものでなく、競泳で使用するようなパツパツの水着が必要です。
温泉ごとにルールが決められており、水着着用が必須な場合は正直かなり面倒です。
背景には「清潔さの維持」や、家族や恋人同士で楽しむ「混浴スタイル」などが影響しているそう。にしても日本人の感覚したら少し手間ですよね・・・。
北投温泉の「瀧乃湯」を徹底解説!
しかし今回ご紹介する「瀧乃湯」では、珍しく水着が不要で日本の温泉と同じスタイルで楽しめるんです!
ここからはそんな「瀧乃湯」の利用方法や値段、場所などを細かくお伝えしていきます。日帰り旅行にも大活躍間違いなしの公衆浴場なので、要チェックですよ。
利用方法は?
瀧乃湯の利用方法は、日本の銭湯を使うのと同じ感覚です。
まずは受付でお金を払い、ロッカーの鍵を受け取ります。
そして男性は左側、女性は右側に入り口があるので奥へ進みましょう。
入ってすぐの場所には下駄箱があるので、靴を脱いでさらに奥に向かいます。
するとロッカールームが現れるので、ここで着替えます。
ロッカーにはそれぞれ番号と鍵が振られています。受付でもらった鍵を確認し、同じ番号のロッカーを探しましょう。
ロッカーは広々としており、衣類やショルダーバッグが余裕で入りますよ。
ロッカーに衣類や荷物をしまったら、いよいよ銭湯へ。
ただお風呂の様子はさすがに撮れなかったので、続きは以下の瀧乃湯公式HPをご参考ください。(笑)
料金・営業時間は?
料金は男女ともに「150元(約560円)」。営業時間は以下の通りです。
入浴可能時間 | 最終入場 | |
午前の部 | 6:30~11:00 | 10:00 |
午後の部 | 12:00~17:00 | 16:00 |
夜の部 | 18:00~21:00 | 20:00 |
清掃タイムが1時間ずつ入るため、1日3つの部に分かれています。最終入場は「各部の入浴可能時間の終わりから1時間前まで」なので注意しましょう。
また、個室風呂も展開されています。恋人や家族と入りたい場合はコチラを使うとよいでしょう。
個室風呂の料金は以下の通り。
料金 | 入浴可能人数 | |
2人風呂 | 400元(2人) | 2人 |
家族風呂 | 600元(2人) | 5人 |
少々高めですが、落ち着いてお風呂に入れるのはうれしいですよね。
ただ数が少ないだけに満室になりやすいです。
当日「6:30」から電話予約ができるので、予定が決まっている方はあらかじめ確保しておくことをオススメします。
またタオルの貸し出し、シャンプーやミネラルウォーターの販売もあるので手ぶらで行けますよ。
各料金は以下の通り。
料金 | |
ミネラルウォーター | 600cc・・・20元(約90円) 1500cc・・・30元(約140円) |
バスセット(ボディソープ、シャンプー) | 15元(約70円) |
タオル | 50元(約230円) |
場所は?
瀧乃湯は、北投公園の目の前にあります。
北投で有名な観光スポット「北投図書館」や「北投温泉博物館」からも近く、アクセスはバッチリですね。
隣には茶屋も!
瀧乃湯の隣には茶屋が付属しています。ベンチもいくつかあり、お風呂の後くつろぐのにピッタリな場所ですよ。
定番の牛乳からお茶、コーヒーまでさまざまな飲み物が販売されています。
注意したいのが営業時間。割と限られた時間にしかオープンしていないので、お気をつけください。
北投温泉の「瀧乃湯」は日帰り旅行にもオススメ!
北投温泉の瀧乃湯では、日本の温泉と同じように「水着なし」で手軽に温泉を楽しめる貴重なスポット。日帰り旅行にもぴったりです。
北投を訪れる予定の方は、ぜひ瀧乃湯に立ち寄ってみてくださいね。