台湾のフルーツランキングTOP10!マンゴーやグァバなど現地在住者が厳選

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台湾で食べたいものといえば「フルーツ」。日本と比べて年中暖かい南国の台湾では、様々なおいしいフルーツが贅沢に味わえますよ。

そこで今回は、台湾のフルーツランキングTOP10を台湾在住の筆者が厳選してお伝えしていきますよ。

マンゴーやグァバ、パイナップルなど甘くておいしいフルーツが盛りだくさんなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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台湾には美味しいフルーツが盛りだくさん!

台湾は「フルーツ王国」と言われているほど、多彩な果物が味わえます。

ずっきー
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台北など北部が亜熱帯、高雄など南部が熱帯に属し、年中通して温かい気候のお陰で色んなおいしいフルーツが楽しめるんですね。

台湾ではスーパーのほか、ローカルな市場や果物専門店でフルーツが販売されていることも多く、マンゴーやパイナップル、バナナ、ドラゴンフルーツ、ライチ、グァバ、パパイヤ、アテモヤ、さらには日本では珍しいアビウやナツメなど、南国ならではの果物が一年を通じて並んでいます

台湾では食後のデザートとしてフルーツを食べることも多く、夜市や市場でもカットフルーツが手軽に楽しめますよ。

フルーツジューススタンドも多く、飲み物としても味わうのもおすすめです。

このように台湾ではとても手軽にフルーツが楽しめます。ぜひ当記事を参考にして台湾ならではのフルーツを味わい尽くしてくださいね。

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台湾のフルーツランキングTOP10

ここからは、台湾のフルーツランキングTOP10を一挙ご紹介していきます。現地在住の僕が実際に台湾で生活する中で感じた結果をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1位:マンゴー

台湾のマンゴーは、南国の温暖な気候に恵まれた環境で育ち、濃厚な甘さとジューシーな果肉が特徴。台湾南部、特に台南市の玉井や屏東県が主な産地として知られており、春先にはマンゴーの花の香りが一帯に広がるそう。

また、台湾で最も有名で人気のある品種は「愛文マンゴー(アップルマンゴー)」です。1950年代にアメリカ・フロリダ州から導入され、現在では台湾で栽培されるマンゴーの約4割を占めているほど。

愛文マンゴーは鮮やかな赤と黄色のグラデーションが美しく、りんごのような丸みを帯びた形状が特徴です。果肉は繊維質が少なく、なめらかな食感と濃厚な甘さを持ち、種が小さいため果肉をたっぷり楽しめますよ。

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愛文マンゴーは、台湾のマンゴーかき氷にもよく使われています。5~7月が旬!

✅台湾でマンゴーかき氷を味わうなら「冰讚」がおすすめ!

2位:パイナップル

世界でも高い評価を受けているのが、台湾の「パイナップル」。台湾南部の屏東県を中心に、中南部の高雄市、台南市、嘉義県、南投県などで盛んに栽培されており、台湾の果物輸出額の約4割をパイナップルが占めるほど、経済的にも重要なんです。

台湾産パイナップルの最大の特徴は、樹上で完熟させてから収穫される点。多くの輸入パイナップルは未熟な状態で収穫されますが、台湾では完熟にこだわるため、酸味が控えめで甘味が非常に強く、芳醇な香りとジューシーな果肉が楽しめます。

さらに、芯まで柔らかく食べられる品種が多く、可食部分が多いのも魅力ですよ。 

主力品種としては「台農17号(金鑚パイン)」が有名で、黄金色の果肉と高い糖度、低い酸度、ジューシーさが人気です。

他にも、白い果肉と豊かな香りが特徴の「台農20号(ミルキーパイン)」、糖度がさらに高い「台農22号(ハニーフレグランス)」、マンゴーのような香りを持つ「台農23号(マンゴーパイン)」など、品種改良が進み多様な味わいが生まれているんですよ。

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台湾の超定番お土産「パイナップルケーキ」としても有名ですよね!

✅台湾でパイナップルケーキを買うなら「サニーヒルズ」がおすすめ!

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3位:グァバ

現地で「芭樂(バーラー)」と呼ばれるグァバは、台湾を代表するフルーツの一つ。

台湾では一年中流通しており、特に11月から2月が旬とされています。日本ではピンク色のグァバジュースが一般的なイメージですが、台湾で主に流通しているのは果肉が白いタイプ

台湾のグァバは品種改良が進んでおり、現在主流なのは「珍珠芭樂(真珠グァバ)」という品種で、全体の95%以上を占めているんですよ。

珍珠芭樂はリンゴほどの大きさで、皮はゴツゴツとした緑色、果肉はシャリっとした食感が特徴。味は淡白ですが、中心部は甘みが強くなっていておいしいですよ。

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価格が手ごろで日本ではなかなか味わえないこともあり、僕が台湾に来たら一番食べるフルーツです!

4位:パッションフルーツ

パッションフルーツは「百香果(バイシャングオ)」と呼ばれ、香り高く甘酸っぱい味わいが特徴の南国フルーツ。

果肉は鮮やかな黄色をしており、黒く小さな種が豊富に含まれています。種ごと食べられるのが一般的で、ゼリー状の果肉とともにスプーンですくって食べるスタイルが主流ですよ。

原産はブラジルですが、台湾には日本統治時代の1901年に紫色品種が導入され、その後1964年に黄色品種も加わりました。

現在、台湾独自の品種として「台農一號」や「満天星」、「黄金百香果」などが栽培されています。「台農一號」は紫色と黄色の品種を交配して生まれたもので、香りや果肉の多さ、糖度の高さが評価されていますよ。

主な産地は南投、台中、花蓮などの中部から東部にかけて広がり、特に南投埔里の大坪頂地区は台湾全体の生産量の9割以上を占めています。標高650~800mの水はけの良い紅砂土で栽培されるため、香り豊かで糖度の高い果実が収穫されるそうですよ。

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台湾ではそのまま食べるだけでなく、パッションフルーツティーやアイスクリームなど、幅広い形で親しまれているのもポイントです!

5位:ドラゴンフルーツ

ドラゴンフルーツは中国語で「火龍果(フォロングォ)」と書き、その名の通り鮮やかなピンクや赤、黄色の皮がまるで龍の鱗のような独特な外観を持つフルーツです。果肉は白色や赤紫色、ピンク色などさまざまなタイプがあり、それぞれ甘みや風味に特徴がありますよ。

柔らかい果肉の中に黒ゴマほどの小さな種が無数に散らばっており、種のシャリシャリとした歯ざわりと果肉のサクッとした食感が楽しめますよ。

味は全体的にさっぱりとした甘みで、酸味はほとんど感じられません。平均糖度は約17度と高めですが、後味は爽やかでしつこさがなく、暑い台湾の気候にぴったりの南国フルーツです!

6位:バナナ

台湾のバナナは、日本統治時代に日本への輸出用として本格的な栽培が進み、品種改良も行われました。特に20世紀前半には日本への輸出が盛んになり、バナナは一時「高級品」として日本市場で人気を博していたそうですよ!

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日本で販売されているバナナといえばフィリピンのイメージが強いですが、戦後しばらくは台湾バナナが日本市場を席巻していました。1960年代以降にフィリピンなどの大規模農園による安価なバナナの輸出が増えたことで、台湾産のシェアは大きく減少したという背景があるんだとか。

台湾で主に栽培されている品種は「北蕉(ペイジャオ)」で、これは台湾バナナの代表格です。北蕉はずんぐりとした形で、強い甘みと香り、ねっとりとした舌触りが特徴です。

また、「蛋蕉(旦蕉)」と呼ばれる小ぶりで卵のような形の品種や「蘋果蕉(リンゴバナナ)」など、台湾独自の多様な品種も存在します。

7位:パパイヤ

パパイヤは熱帯果樹として主に台南、高雄、屏東、嘉義といった南部の温暖な地域で育てられています。

台湾のパパイヤ栽培は1960年代に本格的に始まり、特に「台農2号」という品種が長年にわたり市場の主流を占めてきました。この品種は成長力が強くて収穫量が多く、糖度が高いことから非常に人気があります。

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ほかにも「日陞」や「紅妃」などの品種も栽培されており、それぞれに特徴があるんだそうですよ。

台湾ではパパイヤをジュースにして飲む文化も根付いており、特に「木瓜牛奶(パパイヤミルク)」が有名!

パパイヤの果肉と牛乳をミキサーで混ぜたジュースで、街中のドリンクスタンドやコンビニで手軽に購入できますよ。

8位:ドリアン

独特な香りを持ち、好き嫌いの分かれるフルーツといえば「ドリアン」。近年では南部の屏東など一部地域でドリアンの栽培が行なわれていますよ。

ドリアンは、アボカドのようなクリーミーさと完熟バナナの甘さが合わさった濃厚な旨みが特徴。後味にはコクがあり、一切れでも満足感が得られますが、そのクセの強さから好みが分かれる果物でもあります・・・。

ずっきー
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匂いについては「腐った雑巾」と評されることもあり、ホテルや公共交通機関への持ち込みが禁止されている場合も多いです。(笑)

9位:ワックスアップル

蓮霧(レンブ)」とも呼ばれる、台湾を代表する南国フルーツのひとつ。原産はマレー半島で、台湾には17世紀にオランダ人によってジャワ島から持ち込まれたらしいです。

現在では屏東、高雄、嘉義、南投、宜蘭など台湾各地で盛んに栽培されており、特に屏東県が最大の産地として知られています。

見た目は赤やピンク、黒っぽいもの、黄緑色など品種によってさまざまで、ピーマンやパプリカに似たベル型をしています。表皮はワックスをかけたようなツヤがあり、英語名の「ワックスアップル」の由来にもなっているんですよ。

果肉は水分を多く含み、シャキシャキとした食感が特徴。優しい甘さとほんのりとした酸味があり、爽やかでクセのない味です。梨やりんごに似ていると表現されることが多いですが、りんごよりもさらにみずみずしく、さっぱりとした後味が残りますよ。

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僕は水っぽさや味の薄さが気になりました(笑)が、暑い気候の台湾では喉の渇きを癒すフルーツとして親しまれています。

10位:ココナッツ

主な生産国であるインドネシアやフィリピン、インドなどと比べると規模は小さいものの、台湾の南部地域では地域特産品として根付いているほど人気なのが「ココナッツ」。

台湾のココナッツは主にジュースとして楽しまれており、採れたてのココナッツウォーターはみずみずしく、現地の人や観光客に人気。

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ココナッツウォーターはカリウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富で、健康飲料としても注目されていますよ。

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台湾のフルーツはAmazonや楽天でも買える!

「台湾のフルーツを味わいたいけど、しばらく台湾に行く予定がない」という方に朗報ですが、台湾のフルーツはAmazonや楽天などでも購入できます

Amazonや楽天などでは、台湾のマンゴーやパイナップルなどが多数販売されています。

他にもドライフルーツ含め、様々な商品が販売されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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台湾ではフルーツを満喫しよう!

フルーツ大国の台湾では、ジューシーで新鮮な果物をたっぷり満喫できますよ。

夜市やローカル市場で、手軽なカットフルーツやスムージーなどを味わってみてはいかがでしょうか。

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