近年流行りの「ノマドワーカー」。
パソコン1台でどこでも仕事ができ、「旅をしながら働く」という夢のようなライフスタイルを送る人たちを指します。僕も2年半前から「ノマドワーカー」として日本半周をしたり、東南アジアを中心に7ヵ国滞在しました。
そんな僕が最近ハマってる国が「台湾」。合計滞在期間は「5ヶ月」で、滞在した国の中では1番の長さです。今後も台湾に留まり続ける予定です。
では「なぜそこまで台湾がお気に入りなのか」、今回はその理由をご紹介しようと思います。
実際に5ヶ月間滞在した僕目線から、余すことなく台湾の魅力をお伝えできたらと思います。ノマドワーカーを目指す方や台湾で生活する予定の方は必見です!
台湾がノマドにおすすめな5つの理由!
では早速なぜ「台湾がノマドにおすすめ」なのか、5つの視点からお伝えします。
暮らしやすい物価
まず、ノマドする上で最も大事な「物価」について。
「台湾は日本より安そう」というイメージを持たれてる方が多いかもしれませんが、半分正解で半分間違ってます。
「公共交通機関、住居、美容室などサービス系は安い」「スーパー、コンビニ、雑貨など物を買うのは高い」というイメージです。
相殺し合って、結論「日本で暮らすのと生活費はあまり変わりません」。
僕は倹約家で日本での生活コストもそんな高くないので、台湾でも貯金をしながら暮らしてはいける、という感覚です。人によりけりですが、僕は台湾の物価は暮らしやすいなと感じてます。
ちなみに、発展途上国を中心に多くの国で「サービス系は安くて物を買うのは高い」というイメージかなと思います。
「日本より賃金の低い国へ行けば何もかも安く済ませられる」という考え方は大間違い。確かにサービス系は抑えられます。
しかし、日本よりモノの生産力が高い国はほぼ存在しません。日本は生産コストが低いうえ、デフレもあったので、モノを買うのは本当に安い。ダイソーとか普通に高品質だし、正直異常です。一方、発展途上の国はモノの生産にコストを使うし、輸入に頼らざるをえないことが多いので、モノを買うのは高くつきます。
なので、日本での生活と同じ水準を保とうとしたら、どこであろうと日本での生活費以下に抑えるのは難しいと感じています。
穏やかな人たち
台湾の人は日本の人と感覚が近い、という点も僕が住みやすさを感じた理由です。
今まで東南アジアを中心にノマドで暮らしてみましたが、それらの国の人たちは日本人とはまた感覚、距離感が違うなと思いました。インドネシアはエネルギー!って感じだったり、タイでは言葉通じなくて舌打ちされまくったり・・(笑)
僕が交流してきた台湾の方は穏やかな人が多くて、治安の良いイメージと繋がりました。
どこに行っても治安が良い、というのもノマド民には大きなメリットだと思います。バンライフで台湾一周とかもしてみたいなあ。
親日なのも過ごしやすい理由の一つかもしれません。
温暖な気候
僕は寒いのが苦手です。嫌いです。
きっと同じ思いを持つ方も多いのではないでしょうか。そうなると日本より南の国は天国です。台湾もしかり。
ただ、注意点として台湾北部の冬は普通に寒いです!!(笑)
行く前の想像として「台湾は年中暖かい」というイメージを持たれてる方、結構多いと思うんです。僕もそうでした。
しかし、台北を含む北部は”亜熱帯気候”、第二都市の高雄を含む南部は”熱帯”で、北部と南部ではだいぶ気候が違います。
台北は沖縄ぐらいのイメージです。沖縄に行かれたことのある方はわかると思いますが、冬は寒いです。雪が降らないぐらいとはいえ、ユニクロのウルトラライトダウンは必要です。(笑)
無知だった最初の台湾ノマドでは薄着しか持っておらず、11月の台北で風邪をひきました。
一方高雄は、一番寒い1月・2月でも最高気温は20℃を下回ることがなく、ウルトラライトダウンが必要なほどではないと思います。
この気候問題もあり、僕は台北より高雄が好きです。(笑)
日本との距離の近さ
日本と物理的な距離が近い点も非常に大きなポイント。
日本と台湾の時差は1時間。日本の会社とのやり取りも、さほど困りませんね。
また、日本と台湾は直行便で2~3時間ほど。直行便の数も非常に多く、何かトラブルがあったときにすぐ帰国できるので、心理的安全性が高いです。
便利さ
今では台湾と日本では賃金にあまり差がないように、だいぶ台湾も発展しています。
基本何でも揃えられる、という心理的安全性も台湾での暮らしやすさを後押ししています。
様々なサービスも発展してるのが魅力的で、例えばカフェ。「ルイーザコーヒー」という台湾最大のカフェチェーンがあるんですが、そこの居心地の良さと言ったら・・・!
詳しくは僕のnoteの記事で紹介してますので、ぜひご覧ください。
また、以前こちらのブログで紹介した「YouBike」。こちらのシェアサイクルも、台湾が発展しているからこそ生まれた便利サービスの一つ。
さらにMRTという地下鉄があったり、台湾鉄道というJRのような全土を走る鉄道もあったり、日本と同程度の便利な水準で暮らせるのも、台湾がおすすめの理由ですね。
台湾での生活費を大公開!
生活費は日本とさほど変わらないとお伝えしましたが、台湾で生活すると何にどの程度出費がかかるのかイメージつかない方も多いと思います。
そこで、台湾での僕の生活費を具体的に公開しようと思います!
ある月の支出を以下のグラフにまとめてみました。
住居費 | 60,000 |
食費 | 25,000 |
カフェ代 | 10,000 |
交通費 | 5,000 |
通信費 | 5,000 |
雑費(交際費、日用品、勉強代など) | 5,000 |
合計 | 110,000 |
この月は合計約「110,000円」の出費でした。皆さんはどんなイメージを持たれましたか?純粋に気になる・・・。
僕は倹約家ということもありますが、台湾ノマドでは「12万あれば十分楽しく過ごせる」と思います。
Airbnbを使っているため「住居費6万」は少し高めです。現地で一人暮らし用のアパートを探せば、高雄では「5万ぐらい」でそこそこ良い物件が見つかります。台北だともう少し高いと思います。ただ風呂・トイレ共用の物件なら5万で綺麗な場所も見つかるのではないでしょうか。
台湾での物件探しは、「591租屋」というサイトが一番有名です。
日本で言う「スーモ」で、眺めてるだけでも楽しいですよ。
また、台湾の交通費は非常に安くて5千でも高い方かなと思います。この月は高雄近辺を10回ほど引っ越したので5千かかってますが(それでも5千)、定住したらほぼかからないはず。
シェアサイクルの「YouBike」は、台北では初乗り30分無料、高雄でも初乗り30分25円ほど。
地下鉄のMRTも初乗り100円前後。台湾の交通費は本当に安いです。
定住スタイルなら、交通費はほぼかからないでしょう。
台湾でのノマド生活ってどんな感じ?
「台湾でのノマド生活ってどんな感じ?」とイメージが湧きにくい方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実際に台湾でノマド生活を送る僕のルーティンをご紹介したいと思います。土日はバラバラすぎるので、平日のルーティンを書いてみます。
ずっきーの台湾ノマド生活ルーティン
7:00 起床
7:30 朝散歩で「LOUISA COFFEE」へ。ブレックファストコンボを注文。
8:00 仕事スタート
13:00 休憩。近くの自助餐(台湾のローカル食堂)で昼食。
14:00 別の「LOUISA COFFEE」で、仕事再開。
17:00 仕事終了。ブログやnote執筆、SNS投稿を作成。
19:00 近くの鍋屋さんで夕食。
20:00 帰宅。シャワー浴びたり、少しリラックス。
21:00 友人とオンラインで交流。特に予定なければ、引き続きブログやnote執筆、SNS投稿を作成。
24:00 就寝
いかがですか、僕の生活ルーティンw
最近は節約のため、午前は家で仕事をして午後からカフェに行くパターンもしばしば。その場合、朝食にはフルーツを食べることが多いです。特に安いわけではないですが、果物屋さんはたくさんあるし、日本で見ないフルーツも売ってたりするので楽しいですよ♪
ランチでよく食べる「自助餐(zìzhùcān)」は台湾式ビュッフェの食堂で、ローカル感満載!ビュッフェといっても「食べ放題」とは違います。大皿に盛られたおかずがたくさんあり、好きなメニューだけを弁当箱に詰められ、従量課金制で支払うスタイルの食堂です。
僕は詰めた量や具材で大体の料金がわかるようになってきて、「自助餐プロフェッショナル」に駆け上がりました(笑)
自助餐では手軽に様々なおかずが食べられ、栄養がたっぷり摂れるので、本当におすすめなんです。
また、よく夕食で行く鍋屋さん。こちらもコスパが良くて大好きな台湾食文化の一つです。(笑)
日本の鍋屋さんというと、”家族や友人と行くもの”というイメージが強く、一人だとなかなか行きづらいですよね・・・。
しかし、台湾の鍋屋さんは一人客が多く、一人でも気兼ねなく行けます。もちろん家族や友人同士で来る方も多いですが、一人用のテーブルやカウンター席もあるのでご安心ください。
また、台湾の鍋屋さんはご飯やアイスが基本食べ放題!!さらに、サラダバーや台湾名物の「魯肉飯」、ポップコーンなどが食べ放題のお店もあるんです!
僕みたいな大食いにはたまらない特典。毎日手軽にお腹いっぱい食べられる幸せを味わうことができますよ。
台湾ノマドをもっと楽しく!
今回は僕が台湾ノマドを推したい理由や、実際の生活費・生活スタイルなどをお伝えしました。
他にも台湾ノマドが楽しくなる要素はたくさん!
全国に500店舗以上ある「ルイーザコーヒー巡り」や「食べ放題巡り」「ゲストハウス巡り」をしたり、言語交換で現地の友人を作ったり・・・。(以下のブログはその成果(笑))
可能性は自分次第。
これからも台湾ノマド生活の魅力をたくさんお伝えできたらと思うので、今後ともよろしくお願いいたします♪