映画の主題歌として大ヒットした、Official髭男dismの「Pretender(プリテンダー)」。「東方電影院」と映った、メンバーのPV撮影場所も話題になりましたよね。
そこで今回は、そんなOfficial髭男dismのプリテンダーのPVロケ地はどこなのか、徹底解説していきます。
実際にロケ地へ足を運んでみたので、行き方も詳しく解説していきますよ。
ヒゲダンのプリテンダーのロケ地は「台湾」

まず大前提として、ヒゲダンのプリテンダーが撮影されたのは全て「台湾」。東方電影院という馴染みのないネオンも、中国語が公用語の台湾ならではだったんですね。
ここからは、2つの印象的な場面をピックアップして、場所や行き方を詳しくまとめてみましたよ。
バンドの演奏場所は「台北国際芸術村の屋上」
まずは最も印象深く覚えている方も多いであろう「東方電影院」と映った演奏の撮影場所。
「東方電影院はどこだ~」と探してみた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「東方電影院」という場所はありません。
結論としては「台北国際芸術村」という建物の屋上で撮影が行われたんです。

台北国際芸術村は観光スポットというより、創作活動を支援する文化拠点という意味合いが強く、国内外から集まったアーティストが一時的に生活しながら作品を制作する場所になっていたんですよ。
1階は一般向けの展示スペース、2階以上には国内外のアーティストが滞在し制作できるアトリエや生活空間が設けられ、写真スタジオやダンススタジオ、音楽スタジオなどクリエイターの多様な活動をサポートしていました。
ただし、政府の都市再開発エリアに位置していたため、2023年末で閉鎖しています。

入口には「2023/12/1」で閉鎖するとの張り紙もありました。なんか寂しいですね・・・。

プリテンダーの撮影が行われた屋上は元々一般向けには開放していなかったのですが、閉鎖したことで屋上まで行くのは更に難しくなってしまいました。残念!
行き方は?

台北国際芸術村への行き方はとても簡単!台北MRTを使って行くなら、ブルーラインで台北駅の次「善導寺駅」から向かいます。
善導寺駅の1番出口を抜けたら、一番近くの角を左に曲がって北方面に進みます。中山方面ですね。

歩道をまっすぐ進んでいきましょう。

一番最初の交差点まで来たら、そこを左に曲がります。

左に曲がったら、そのまままっすぐ進みましょう。

そして交差点まで来ると、道路を挟んだ右の方に台北国際芸術村が現れます。

善導寺駅から徒歩5分ほどで到着できるので、特に迷う心配も少ないでしょう。
また、台北芸術国際村は閉鎖してしまったものの、その機能は台湾大学近くの宝蔵巖国際藝術村へ引き継がれています。

宝蔵巖国際藝術村は、戦後1940年代後半に国民党政府の軍人やその家族のために建てられた「眷村」から出発した地域。
集落としての役割を終えた後、1994年には台北市で初の「歴史建築」として登録され、文化資産保存法の改正に伴い2011年には「集落建築群」として再登録されるという歴史を持っています。

丘陵地の斜面や淡水河を一望できる立地に、階段状に配置された住宅群や石積みの壁、入り組んだ狭い路地が特徴的で、町並みの中で自然と人工物が共生する独特の景観を醸し出しています。
このエリアは一時期廃墟寸前まで荒廃しましたが、リノベを経て2010年に「国際芸術村」として一般開放され、住民と芸術家が共存する新たなコミュニティへと生まれ変わったんですよ!
こちらもぜひ注目してみてくださいね。
ボーカルが一人で歌うシーンは「三媽臭臭鍋の2階」
次に取り上げるのが「ボーカルの藤原聡が一人で歌うシーン」のロケ地です。どこか幻想的な夜の場面で、「西門店」と書かれた看板が目印。
結論、このロケ地は「西門にある三媽臭臭鍋の2階」です。三媽臭臭鍋の看板の一番下に「西門店」と書かれていますが、まさにPVの場面と一致していますよね!

ちなみに2階は三媽臭臭鍋が所有しているわけではなく、美容院のテラスとして使われているそうです。

ただ残念なことに、こちらも一般の立ち入りが制限されています。

台北芸術国際村に続いて、近くまで行くことはできるけど、ヒゲダンのメンバーが実際に立っていた場所まで行くのは難しそうです・・・。
ちなみに余談ですが、台湾では三媽臭臭鍋のような「一人鍋」が超メジャーなジャンル。


僕も冬は週5で行くときもあるぐらいw、台湾では親しまれていますよ!
小籠包やルーローハンなどの台湾グルメに目が行きがちですが、ぜひ台湾ならではの一人鍋も味わってみてくださいね。
✅台湾一人鍋のおすすめ店「億品鍋」をご紹介!
台湾でプリテンダーのPVロケ地巡りはいかが?
台湾はOfficial髭男dism(ヒゲダン)の「Pretender(プリテンダー)」のPV撮影場所で、台北市内でサクッと聖地巡りができますよ。
ヒゲダン好きの方やロケ地巡りに興味がある方は、ぜひこの機会に周ってみてはいかがでしょうか。
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