電車と並び、台湾でも主要な公共交通機関の「バス」。
使いこなせたら便利ですが、乗り方がわからず敬遠している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、現地在住でバスもよく使う僕が「台湾でのバスの乗り方」を徹底解説します!
乗り方の手順のほか、注意点も合わせてお伝えするので、台湾でバスをご利用予定の方は必見です!
台湾でのバスの乗り方
早速、台湾でのバスの乗り方を解説!
画像付きで丁寧にお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①グーグルマップで経路を検索
まず、グーグルマップで経路を検索。
台湾のバスも日本のバスと同じく、グーグルマップの経路検索に対応しています。
行きたい場所を選択して、矢印マークの「経路(英語版は”Direction”)」をタップします。
すると、目的地までの道順が出てくるので「電車マーク」を選択しましょう。
バスでの行き方が効率的だと、バスの経路も出てきます。
都市部にはバスがたくさん運行しているので、色んな車両での行き方が表示されました。
どのバスで乗るか決めたら、指定のバス停まで行きましょう。
料金は大体「50~70円」ほどで乗れます!台湾は日本と比べて公共交通機関が安いのがうれしい!
②バス停で待機
バス停に到着したら、バスが来るまで待機。
台湾のバスは、時間には正確な方!
ただ日本のバスほど正確ではないので、多少の誤差を見越して早めの到着を心がけましょう。また、到着時間が遅れることも多いので、時間に余裕がない場合はMRTや鉄道の利用を優先しましょう。
利用者の多いバス停には、「どのバスがあと何分で来るのか」表示される電光掲示版もあります。
運行状況を把握できるのはうれしいですよね!
③バスが来たら挙手
バスが来たらただ立ってるだけじゃなく、手を挙げて「停まって!」アピールをする必要があります。
これは海外あるある!海外では挙手制が標準かなと思います。自動で停まってくれる日本は珍しい方かもしれません・・・!
④乗車してICカードをかざす
手を挙げて停まってくれたら扉が開くので乗車。
「運転手の隣の扉」と「真ん中の扉」、どちらから乗ってもOKです。
乗車したら、扉横にある端末にICカードをタッチ。(画像赤枠)
ちなみに、台湾のICカードは「悠遊カード」が有名。バスや電車の他にも飲食店やドラッグストアなど多くの場所で使えるので、一枚持っておくと便利です!
ICカード内の料金が足りない場合、MRTなら60元まで次回に立て替えできますが、バスは15元まで。僕はMRTと同じく60元まで次回立て替えOKだと思って乗ったら、運転手さんに怒られました(涙)
ICカードのほか、もちろん現金払いも可能。
現金払いの場合は、運転手横の扉付近にある「料金ボックス」に硬貨を入れましょう。(画像オレンジ枠)
現金払いの場合は「①おつりが出ない」「②運転手に値段を確認する必要がある(恐らく中国語)」ので、ICカードでの支払いが断然おすすめではあります。
⑤席に座って到着まで待機
バスの車内は日本と同じ雰囲気。
前方にあるシートは基本的に優先席なので、なるべく後部に座るのがよさそうです。
バスの運転はかなり荒めです。急ブレーキなどザラにあるので、必ず座るか手すりに掴まりましょう。
⑥目的地が近づいたら下車ボタンを押す
目的地のバス停が近づいたら、下車ボタンを押して降りることをアピールしましょう。
乗車時と同じように、アピールをしないと停まってくれません。
⑦ICカードをかざして降車
バスから降りる時も必ずICカードをかざすように。
長めの乗車の場合、料金の加算が発生するかもしれないからです。
降りる時に焦らないよう、降車前にちょいフライングしてICカードをかざしておくのもOKです!
ICカードが正常に読み込まれたら精算完了で、あとは降りるだけ。おつかれさまでした!
台湾でバスに乗る際の「注意事項」まとめ
上記で説明した注意事項を改めてまとめました。必ず事前に目を通して、台湾のバスを利用しましょう。
- 時間に余裕をもってバス停に向かおう
- 時間に余裕がない場合はMRTや台湾鉄道の利用を優先しよう
- バスが来たら必ず「挙手」
- 乗車時と降車時にICカードを必ずかざそう
- 運転は荒めなので、必ず座るか手すりにつかまろう
- 降車したい駅が近づいたら必ず下車ボタンを押そう
台湾ではバスが安くて便利!
日本と同じく、台湾でもバスは主要な公共交通機関。
料金も安くちょっとした移動にぴったり。バスも使いこなして、存分に台湾旅行を楽しんでくださいね!
✅台湾のシェアサイクル「YouBike」の乗り方もチェック!
✅安くて便利!「台湾新幹線」の乗り方もマスターしておこう