九份は「なくなる」ってホント?台湾在住の僕が解説します

台湾旅行

九份について調べると出てくる検索ワード「九份 なくなる」。これを見て、いつか九份がなくなってしまうのかと不安に思う方も多いでしょう。

そこで今回は「九份はなくなるのか」どうか、台湾在住者の僕が解説します

九份のおすすめスポット「昇平戯院」もご紹介していきますよ!

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九份は「なくならない」

早速結論ですが、九份はなくなりません。九份がなくなるという話題は一切聞いたことがありません。

ずっきー
ずっきー

そもそもなぜ「九份 なくなる」という検索ワードが出てきたのかも謎です・・・。

趣のある建物に夜はランタンが灯る景色は魅力的で、地元台湾の人のみならず外国人にも大人気。ジブリの名作「千と千尋の神隠し」のモデル地とも言われ、特に日本人観光客にとっては定番の観光スポットですよね。

九份は「なくなる」とは真反対に、これからもたくさんの観光客が訪れる人気スポットであり続けるでしょう。

過去には「なくなりかけた」

先ほど述べたように、今では九份が超人気スポットとして栄えていますが、かつては「なくなりかけた」時期もありました。

九份は、19世紀末から20世紀初頭にかけて金鉱の町として栄えました。しかし、金鉱が枯渇するとともに町は衰退し、多くの住民が他の地域に移住しました。

その結果、九份は一時期ほとんど廃墟のような状態に陥ってしまったんです。

しかし、1989年に公開された映画「悲情城市」が九份を舞台にしたことで、再び注目を浴びるようになりました。その後も「千と千尋の神隠し」などの影響もあり、九份は観光地として完全復活。

このように、九份には姿を変えて輝きを取り戻したという歴史があるんですよ!

✅九份は「がっかり」しがち。がっかりしないための対策を教えます

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九份のおすすめスポット「昇平戯院」

ここからは、九份で「一度なくなった」おすすめスポット”昇平戯院”をご紹介します。

昇平戯院は1934年に建てられた映画館で、九份の最盛期を象徴する娯楽施設として知られています。

しかし、金鉱の町としては衰退し「九份がなくなりかけた」時代の1986年に閉業しました

その後、2010年に新北市政府によって記念的建築物に認定され、修復・補強工事を経て、2019年10月に再オープンしたんです!

当時の雰囲気を大切にしており、入口前から懐かしさを感じられます。

昔の九份の雰囲気を味わってみたい方には、おすすめですよ。

施設内も当時の雰囲気を味わえる!

ここからは施設内の様子もお伝えしていきます。

現在はミニシアターとして活躍しており、無料で映画を見ることができますよ。

ずっきー
ずっきー

といっても皆さんスマホを見ており、休憩場みたいな役割になっていました。(笑)

当時のグッズショップには懐かしい絵柄や文字体の商品が並び、興味深いですよ。

2階に上がることもできます。

2階にもいくつかの観客席があったそうですね。現在は縮小されて復元していました。

僕が行った際は展示も行われていましたよ。

全体的にレトロな雰囲気を存分に味わえるスポットなので、ぜひ九份観光の際は昇平戯院にも立ち寄ってみてくださいね。

昇平戯院の前は絶景写真スポット!

また昇平戯院の前の広場は、九份屈指の人気写真スポット!ランタンが並び絶景写真が撮れるので、写真好きな方は要チェックですよ。

✅九份の「写真スポット」まとめ記事はこちら!

昇平戯院の営業情報

営業時間

月~金 9:30~17:00
土~日 9:30~18:00 

No. 137, Qingbian Rd, Ruifang District, New Taipei City, 224

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九份は「なくならない」のでご安心を!

「九份 なくなる」という検索ワードが出てきますが、今のところなくなる心配は皆無と考えてよいでしょう。

今回ご紹介した昇平戯院もあわせて、ぜひ九份観光を存分に楽しんでみてくださいね。

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