香港航空の機内持ち込み手荷物は厳しい?預け荷物のルールも解説

空港/飛行機

飛行機に搭乗する際に気を付けたいのが「荷物ルール」。荷物重量やサイズをオーバーしてしまうと、追加の料金が求められることも。

そこで今回は「香港航空の機内持ち込み手荷物ルールは厳しいのか」について、実際に香港航空に搭乗した旅行のプロが解説しますよ。

預け荷物(受託手荷物)のルールもお伝えするので、香港航空を利用する予定の方は要チェックです。

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香港航空の機内持ち込み手荷物ルールは少し厳しい

結論、香港航空の機内持ち込み手荷物ルールは少し厳しめです。

理由として、香港航空はLCCではないのにも関わらず、エコノミークラスの場合は機内持ち込み手荷物の重量が「7kg以内」と標準LCC並みに少なく定められているからです。

ずっきー
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とはいえ、MCC(ミドルコストキャリア)の香港航空はLCC並みに安く購入できるっこともあるので、LCC寄りの設定でも仕方ないですね・・・。

ただ、香港航空の機内持ち込み手荷物ルールの面白いところが以下の規定(香港航空公式HPから抜粋)です。

受託手荷物(お預かり手荷物)及び機内持ち込み手荷物許容量に加えて、以下の身の回り品を1点のみ機内に持ち込むことができます。

多くのLCCでは「機内持ち込み手荷物と身の回り品の合計重量が7kg以内」というルールが一般的。ただ、MCCの香港航空は「機内持ち込み手荷物は7kg以内で、それ以外に身の回り品も持ち込みOK」というルールになっています。

これ、結構大きな違いですからね!ちなみに、身の回り品で認められている物としては以下のリストが香港航空公式HPで挙げられていました。

  • 小型のハンドバッグ 1つ
  • ノートパソコン一台
  • 小型のリュックサック
  • 小型のカメラ/ ビデオカメラ 一台
  • ブリーフケース

僕の感覚的には、ざっと「2kg」は身の回り品として浮かせられるわけです。なので工夫すれば、合計「9kg」ぐらいまでは機内へ荷物を持ち込める計算になります。

「身の回り品は機内持ち込み手荷物7kgの対象外」というルールは、LCC常連者からしたら大きなボーナスなので、しっかりルールを抑えて荷物配分を考えておきましょう。

ずっきー
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ちなみに僕が利用した際は、チェックインカウンターで荷物の重さは量られなかったので、多少のオーバーなら見逃してくれるかもしれません。
ただ、量るかどうかはスタッフや空港によると思うので、必ず重量制限ルールは守るようにしておきましょう。

また、「事前に荷物の重量をチェックしておきたい」という方は「荷物はか」を1台持っておくことをおすすめします!

おすすめは「FREETOO」の荷物はかり。Amazonで爆売れの超定番商品なので、荷物はかりで迷ったら「FREETOO」の商品を買っておけば間違いなしです。

日本製なら「dretec(ドリテック)」一択でしょうか。

安心の大手メーカーで、色合いを選べるのも嬉しいですね。

ずっきー
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特に「海外旅行を頻繁にする」という方は、とりあえず1台持っておくことをおすすめします!
僕も荷物はかりには何度も助けられました・・・!

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香港航空の機内持ち込み手荷物ルール

ここからは、香港航空の機内持ち込み手荷物ルールについて解説していきます。

多くの方が気になっている「身の回り品」についても詳しくまとめてみましたよ。

重量・大きさ・個数は?

まずは、機内持ち込み手荷物の「重量・大きさ・個数」の規定について。エコノミークラスとビジネスクラスで分けてルールを見ていきます。

エコノミークラス

  • 重量は「7kg」以内
  • サイズは「56cm x 36cm x 23cm」以内
  • 機内持ち込み手荷物は「1個」まで+身の回り品は「1個」まで

エコノミークラスの機内持ち込み手荷物ルールは、一般的なLCCと同じぐらいの基準でしょうか。

ビジネスクラス

  • 重量は「7kg」以内
  • サイズは「56cm x 36cm x 23cm」以内
  • 機内持ち込み手荷物は「2個」まで+身の回り品は「1個」まで

ビジネスクラスになると、機内持ち込み手荷物がもう1個追加されます。

ずっきー
ずっきー

機内持ち込み手荷物1個当たりの重量はエコノミークラスの7kgと変わらないので、その点は注意です!

「身の回り品」はどこまでOK?

多くの方が気になる点と言えば「身の回り品」。

香港航空の公式HPでは「ノートパソコン1台」「小型のカメラ1台」など明確な部分もあれば、「小さめのハンドバッグ」「小型のリュックサック」などあいまいな基準もあり、判断に悩む方は多いでしょう。特に海外が初めての方は不安ですよね。

正直なところ「小さめのハンドバッグ」「小型のリュックサック」をどこまでと捉えるかは、航空会社やスタッフに寄りけりなので明確な基準はお答えできません。

ただ、以下の条件なら香港航空で身の回り品として扱われると思います。

  • 「縦26cm×横36cm以内」のハンドバッグやリュックサック、ショルダーバッグ

なぜなら僕が「縦26cm×横36cm以内」のショルダーバッグを身の回り品として、香港航空を含む今まで搭乗したあらゆる航空会社に認められてきたからです。(笑)

まだAmazonにありました!このショルダーバッグです。(笑)

このショルダーバッグにいつもパンパンに物を詰めていますが、身の回り品としては100%通過しているので、迷ったらこちらのバッグを参考にしてみてくださいね。

また、香港航空の機内持ち込み手荷物の最新情報を知りたい方は、以下の香港航空公式サイト「機内持ち込み手荷物」のページをご覧くださいね。

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香港航空の預け荷物(受託手荷物)のルール

ここからは、香港航空の預け荷物(受託手荷物)のルールについて詳しく解説します。

重量・個数は?エコノミーでも無料で付く?

区域によって細かく定められていますが、利用の多い「日本⇔香港」「日本⇔東アジア・東南アジア」では以下の設定になっていました。各クラスで無料で付属する預け荷物の規定です。

  • Basicエコノミー・・・なし
  • Mainエコノミー・・・23kg以内(1個まで)
  • FlexiPlusエコノミー・・・23kg以内(2個まで)
  • スタンダードエコノミークラス・・・23kg以内(2個まで)
  • ビジネスクラス・・・32kg以内(2個まで)

香港航空のエコノミークラスでも無料で預け荷物は付属しますが、元々追加料金を払っている「Mainエコノミー」「FlexiPlusエコノミー」「スタンダードエコノミークラス」が対象になります。

上記画像のように、航空券を購入する際にエコノミークラスのランクが選択できますよ。

事前購入はできる?料金は?

香港航空の預け荷物は事前購入も可能です。香港航空公式HPやアプリなどから手続きが行えますよ。

こちらも利用の多い「日本⇔香港」「日本⇔東アジア・東南アジア」の航路で見ると、以下の料金で預け荷物を追加できますよ。(レートは2025/4/29現在)

  • 90USドル / 700香港ドル (約12850円)

エコノミークラスは「23kg以内(1個)」、ビジネスクラスは「32kg以内(1個)」あたりの計算になります。

香港航空の預け荷物の最新情報は、以下の公式HP「受託手荷物」からチェックしてみてくださいね。

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香港航空の荷物ルールはしっかり抑えておこう!

香港航空はMCCなだけあり、独自の荷物ルールが反映されているため、事前にしっかり確かめておくことが大切です。

特に香港航空に初めて搭乗するという方は、ぜひこのブログも参考にして細かくチェックしておいてくださいね。

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