台湾のシェアサイクル「YouBike」が便利!登録方法や使い方を解説!

生活情報

ちょっと移動したいときや、バス・電車でのアクセスが悪い時にとっても便利な「シェアサイクル」。

日本だと自転車を持ってる人が多く、まだまだ普及率が高くない印象ですが、台湾では主要な公共交通機関の一つなんです!

台湾では様々な場所でシェアサイクルが使われていて、一つの文化ともいえるぐらい。

そんな台湾のシェアサイクル「YouBike」について今回は解説します。僕もYouBikeを知ってから格段に台湾生活での幅が広がったので、台湾に来られる方は必見ですよ!

「YouBike」とは

2012年から台北で始まったシェアサイクルサービス。

現在は台湾全土で普及しており、台湾で生活をしていたら利用者を見ない日はありません。それぐらい台湾の人々の生活に浸透している、電車やバスと肩を並べるほど重要な公共交通機関です。

台湾の一部の場所で「MOOVO」(彰化県)など他のシェアサイクルサービスもあります。(以下画像)

元々高雄では「Cbike」、台南では「Tbike」、屏東では「Pbike」など、様々なシェアサイクルサービスに分裂してましたが、現在はほぼYouBikeに統一されています。

「YouBike」の登録方法

登録はYouBikeの公式HPや公式アプリから行えます。

登録で必要なものは、以下の3つです。

  • 台湾の電話番号
  • パスポート
  • 台湾の交通系ICカード(悠遊カードなど)orクレカ

台湾の電話番号はSIMカードを買えば入手でき、台湾のICカードもコンビニや駅など至る所で購入できます。

ここからは、具体的な登録方法を画像付きで解説しますね。

①YouBikeのホーム画面で「加入會員」

今回はYouBikeの公式HPの画面で説明しますが、公式アプリ(iPhoneはコチラ、Androidはコチラ)でも手順は同じです。

②登録に必要なものを確認して「下一歩」

③会員規約の同意ボックスにチェックをして「下一歩」

④電話番号と認証コードを入力して「下一歩」

⑤会員情報を登録

会員情報として入力する必要があるのは、以下の7項目です。

  • 設定密碼(パスワード)
  • 確認密碼(確認用パスワード)
    ※設定密碼と同じパスワードを入れる
  • 姓名(名前)
  • 證件號碼(ID番号)
    ※「身分證」「居留證」「護照」「不同意投保」の4項目が選べますが、外国人旅行者はパスポートを意味する「護照」を選択し、右側にパスポートナンバーを入力しましょう
  • 出生日期(生年月日)
  • 所在地區(所在地)
  • 電子信箱(メールアドレス)

⑥ボックスにチェックを入れて「下一歩」

⑦交通系ICカードの登録

左に支払いで使う交通系ICカードの種類、右にカードナンバーを入力する。

選べる交通系ICカードの種類は以下の2つ。

  • 悠遊卡(ようようカード、easy card)
  • 一卡通(アイパス、iPass)
ずっきー
ずっきー

悠遊カードはコンビニでも買えるので、入手しやすいかなと思います。

悠遊カードについては以下の記事でも紹介してるので、ぜひご参考ください。

⑧「送出」を押したら登録完了!!

会員登録不要&クレジットカードで利用する方法も!

短期旅行者の方には、会員登録をするのが手間だったり、そもそも交通系ICカード(悠遊カードなど)を買わないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「もっと手軽にYouBikeを使える方法はないの・・?」と思った方、実はあります!

それは、クレジットカードで利用する方法

台湾の交通系ICカードが不要なうえ、会員登録をしなくてよく、とても手軽に使えるんです!

以下の記事では「YouBikeをクレカで使う方法」をまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。

「YouBike」の使い方

YouBikeの使い方はとても簡単!

自転車のカゴ付近にICカードを読み込む機械があるので、緑の電源ボタンを長押しして起動させたら、「sensor zone」にICカードをかざします。

読み込んだら鍵が解除され、すぐに使える状態になりますよ。

自転車置き場の確認方法

どの場所にYouBikeの置き場があるかは、アプリ上で確認できます。自転車がある場所には電波マークがつきます。

緑色なら貸出可能ですが、オレンジ色は貸し出す自転車が無い状態を表しています。

また、電動自転車がある場所は雷マークがついています。

オレンジ色の車両が電動自転車。長距離の移動や道のりが険しい時に選ぶと、移動がとっても楽になるのでおすすめです。

「YouBike」の料金

YouBikeはとっても安いです!値段設定は以下の通り。

通常の自転車電動自転車
初乗り30分5元10元
初乗り以降30分10元20元

基本的に上記の値段を覚えておくと良さそうです。(2時間以降、4時間以降、8時間以降で料金体系は変わります)

初乗りだけ政府から補助金が出ることが多く、半額で乗れるんです。上記の表の値段通りなのは、新北、高雄、台南など。

また、もっと補助金が出てなんと初乗り30分が無料の地域も。台北、桃園、苗栗、台中、屏東などが対象です。

初乗り料金と言っても5元(約25円)かかるぐらいなので、どのみちお得なのは間違いないですが・・・。(笑)

「YouBike」で世界が広がるよ!

僕は合計5ヶ月ほど台湾で生活しましたが、最初の2ヵ月半はほぼ利用せずに過ごしていました。

有料だろうし、それなら徒歩でいいかと・・・。

そんな中、あるAirbnbに滞在した時、電車やバスのアクセスが悪くYoubikeを使うことにしました。そこで「初乗り無料なの!?(一部地域で)」と気づき、YouBikeで台湾中を無双するように。

「こんな便利なモノ、なんで早く気づかなかったんだ!!」と興奮したのを覚えています。

自転車があれば、本当に世界が広がります。

あなたが台湾を訪れる際は、ぜひYouBikeを活用してみてくださいね。

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