台湾の水餃子チェーン「八方雲集」をご紹介!日本に店舗はある?

グルメ/カフェ

台湾で最大のレストランチェーンといえば「八方雲集(バーファンユンジー)」。水餃子や焼き餃子を手ごろな価格で味わうことができ、連日多くのお客さんでにぎわっています。

そこで今回はそんな八方雲集について、台湾在住の餃子好きの僕が解説します。

八方雲集の日本の店舗情報やメニュー、店舗の雰囲気から注文方法まで、情報を網羅してお伝えしていきますよ。

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台湾の水餃子チェーン「八方雲集」とは?

八方雲集は台湾発祥の水餃子チェーン店で、その歴史は1998年に始まりました。創業者の林家鈺氏が1998年6月に台北市の天母に第一号店をオープンしたのが始まりです。

実は創業者の林家鈺氏は47歳の時、株式投資の失敗により2,000万台湾元(約8,000万円)の負債を抱えていました。再就職も困難な年齢であった中、自身の水餃子作りのスキルを活かして事業を始めることを決意したらしいです。

母親が正月に作ってくれた水餃子への思い入れが強かったことも、この事業を選んだ理由の一つだったそうですよ。

ずっきー
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なかなか波乱万丈な人生!水餃子で人生一発逆転を狙ったんですね・・!(スゴイ)

事業を起こすぐらい腕は確かだったのか順調に成長していき、2000年1月には台北士林に会社を設立するほどになりました。2004年には台湾全土で100店舗を超え、国内での大きな成長を遂げました。

2008年には香港に進出して国際展開を開始。2010年には香港でフランチャイズ展開を始め、さらなるフィールドへ進みます。

2014年には中国の福建省に進出し、最盛期には中国で110店舗を展開していました。しかし、2019年から徐々に中国の店舗を閉鎖し始め、2022年末には福建省の残り17店舗を閉鎖し、中国市場から完全に撤退。

ずっきー
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時期的に見てコロナの影響もあったのでしょうか・・。

ただ2021年9月9日には上場を果たし、2022年3月26日にはアメリカ・南カリフォルニアの工業市に米国初の店舗をオープンと、八方雲集の勢いは衰えません。

2024年8月時点で台湾国内には1,055店舗、全世界では1,119店舗を展開するまでになり、台湾のレストランチェーンでは間違いなくトップを走る規模感ではないでしょうか。

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八方雲集は日本にもある?

結論、八方雲集は日本に進出していません。(2025/2/28現在)

ただ、香港や中国(2022年に完全撤退済み)、アメリカでも店舗を展開し、シンガポールにも出店計画があることから、日本への進出も可能性としては大いにあるでしょう。

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八方雲集のメニューをご紹介!

八方雲集のメニューは大きく分けて10ジャンルありますよ。

  • 鍋貼(焼き餃子)
  • 水餃(水餃子)
  • 湯品(スープ)
  • 飲品(ドリンク)
  • 湯餃(スープ餃子)
  • 乾麺(まぜそば)
  • 湯麺(中華そば)
  • 小菜(おつまみ)
  • 抄手(ワンタン)
  • 金牌牛肉系列(クラシック牛肉スープシリーズ)

詳しいメニューが知りたい方は、以下の公式HPをチェックしてみてくださいね。

ずっきー
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奇跡的に日本語ページもありました。表現にちょっと違和感覚える部分もありますが・・。(笑)

餃子は1個単位で注文することができ、今回僕も水餃子と焼き餃子を4種類1個ずつ頼んでみました。

焼き餃子はジューシーな旨みがやみつきで、底のパリッとした食感も楽しいです。

水餃子はプリプリとした感覚で、具材の風味がしっかりと味わえましたよ。

ずっきー
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程よい熱さで提供され、すぐに食べられた点も良かったです。

僕の大好物「酸辣湯(サンラータン)」も注文してみました。

辛みと酸味のバランスが良く、サンラータン好きにもおすすめできるおいしさ。

太めの麺にとろみのあるスープが絡み、ついつい箸が止まらないおいしさでしたよ。

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八方雲集の店舗の雰囲気は?

八方雲集の店舗は白を基調にした明るめの雰囲気で清潔感があり、一人客のほかにも家族や友人同士などたくさんのお客さんが食事を楽しんでいました。

ずっきー
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八方雲集と同じ会社のどんぶりチェーン「梁社漢排骨」の店舗と同じ雰囲気に仕上げられていました。

「綺麗な場所で値段を抑えて食事をしたい」と思っている方にとってピッタリの場所ではないでしょうか。

✅八方雲集と同じ会社の人気チェーンレストラン「梁社漢排骨」はこちらで紹介しています!

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八方雲集の注文方法は?

八方雲集ではカウンター近くに置かれているメニューシートに数を記入して、レジで注文する流れが一般的です。

そしてレジで注文するとこのようなレシートがもらえます。

ここに注文番号(取餐號碼)が記載されているので、その番号が呼ばれたら受け取り口まで行きましょう。上記の場合「162」ですね。

ちなみに注文番号は中国語で読まれるので注意。上記の場合なら「162(いーりょうあー)」と読みます。八方雲集に行くなら数字の中国語読みは覚えておくと良いでしょう。

中国語での数字の読み方は以下の記事で紹介しています。ぜひご参考くださいね。

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台湾の八方雲集で水餃子を味わってみよう!

台湾の水餃子チェーン店「八方雲集」は台湾人なら誰もが知る超有名レストラン。

ローカルなお店なら店内が正直汚い場所も多い(笑)中、八方雲集は清潔感があり、値段もお手頃で場面を選ばず立ち寄りやすいですよ。

気になる方はぜひ次の台湾旅行で試してみてくださいね。

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