台湾初のLCCである「タイガーエア」。2014年9月に就航し、今年は10年目の節目を迎えています。
しかし、そんなタイガーエアを調べると出てくるのが・・・
「タイガーエア やばい」。
このキーワードを見て、タイガーエアがちょっと不安に感じた方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、”合計5回”タイガーエアの搭乗を経た僕が、タイガーエアは果たして【やばい】航空会社なのかお答えしようと思います!
タイガーエアのメリット・デメリットも解説していきます。
タイガーエアはやばくない!
まず結論としては、タイガーエアはやばくないです!(笑)
格安航空(LCC)=危ない
という印象が先行して、「タイガーエア やばい」と検索されるようになったのかなと思います。
もちろん、安全面に関しては全くフルサービス(FSC)と変わりません!
個人的には、タイガーエアはやばいどころか、逆に「良質」な航空会社だと感じています。フルサービスと変わらず、サービスは丁寧で、機内も綺麗。
その中でも、優れた航空会社だと感じた大きな理由を以下に解説します。
タイガーエアのメリット
僕が感じるタイガーエアのメリットは大きく2つ。
それぞれ詳しく解説していきますね。
機内持ち込みが10kgまでOK!
個人的に最大のメリットが「機内持ち込み荷物は10kgまで可能」ということです。
なぜなら、LCCの機内持ち込み荷物は「7kg制限」が圧倒的に多いから。
同じく日本台湾間を多く就航している「ピーチ航空」も7kgまで。
LCCを好む人なら、台湾行きは「タイガーエア」か「ピーチ」の2択。その中で、僕が基本的にタイガーエアを選ぶ理由は、この「機内持ち込み荷物制限ルールの違い」が大きいんです。
「預け荷物を追加せず、機内持ち込み荷物だけで抑えたい」という方には、タイガーエアが圧倒的におすすめですよ。
7kgまでと10kgまでの違いはかなり大きく、先日タイガーエアのチェックインカウンターで量った際は「9.9kg」でした。僕はプロですね!(油断してたから多分警告)
荷物の重量で不安を抱える方は、こちらの「荷物はかり」で事前に計量しておくのがおすすめ!
荷物の重量オーバーにより、最悪「搭乗拒否」のケースも0%ではないので、特に初心者の方は量っておくのが安心です。荷物はかりは「1,700円」ほどで購入できますよ。
✅詳しい機内持ち込みのルールや注意点は、以下の記事でご紹介しています!
✅チェックイン手順は、以下の記事で詳しくご紹介しています!
とにかく就航都市数が多い!
タイガーエアを使えば「日本のどこからでも行き来できる」というのもメリット。
タイガーエアとピーチの就航都市を比較してみます。
就航地 | |
タイガーエア(19都市) | 新千歳、旭川、函館、秋田、仙台、花巻、福島、新潟、小松、茨城、成田、羽田、中部、関西、岡山、高知、福岡、佐賀、那覇 |
ピーチ(5都市) | 成田、羽田、中部、関西、那覇 |
比べてびっくり。なんとピーチの5都市に対して、タイガーエアは19都市も就航しています!(2024/6/19現在)
タイガーエアを使えば、「北海道から沖縄まで」日本のどこからでも行けちゃうというのは大きな強みですよね。
タイガーエアのデメリット
ここまでタイガーエアのメリットをお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもいくつかあります。
詳しく2つご紹介します。
機内サービスなし
多くのLCCで該当しますが、タイガーエアも機内エンターテイメントや無料機内食などの機内サービスはありません。
機内サービスを楽しみにしてる方は、ちょっと物足りないかもしれませんね。
逆に最大のライバル「ピーチ」は機内エンターテイメントがあるのが強み。
ピーチの機内エンターテイメントでは、ドラマやアニメ、位置情報などが見られました。ご利用予定の方は、タブレットが必須ですよ。
タイガーエアとピーチを比較して、唯一ピーチで良いなと思う点がこちらのエンターテイメントの有無です。
ちなみに、有料の機内食はもちろんあります!以下の記事で「2024年最新」のメニューを全てご紹介していますよ。
成田・セントレアでは第2ターミナル
成田国際空港やセントレアでタイガーエアを使う際は、第2ターミナルを利用することになります。
そこで、なぜ第2ターミナルがデメリットかというと・・・
第1ターミナルに比べて、プライオリティパスのサービスレベルが下がるからです。
日本の主要3空港の「プライオリティパスで使えるラウンジ・レストランの数(2024/6/19現在)」を比較してみると、
第1ターミナル | 第2ターミナル | |
成田国際空港 | 4 | 3 |
関西国際空港 | 6 | 0 |
中部国際空港 | 5 | 0 |
成田は第2ターミナルも充実していますが、関空とセントレアは圧倒的な差。ターミナル間でのサービス格差は一目瞭然ですよね。
ちなみに、主要3空港で「タイガーエア」と「ピーチ」の使用ターミナルを確認してみると、
タイガーエア | ピーチ | |
成田国際空港 | 第2ターミナル | 第1ターミナル |
関西国際空港 | 第1ターミナル | 第2ターミナル |
中部国際空港 | 第2ターミナル | 第1ターミナル |
関空だけ逆パターン。関空利用の方はピーチよりタイガーエアが当たりになります。
プライオリティパスが使える場所数で考えると、
関空>成田>セントレア
という順番で、タイガーエアをお得に利用できそうです。
「セントレア×タイガーエア」だとターミナルで使えるラウンジはゼロ。僕は一番損なセントレアでタイガーエアを利用しています。(書きながらショックを受けてる)
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台湾の「桃園国際空港」や「高雄空港」で使えるラウンジ・レストラン情報はこちら。
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台湾へ行くならタイガーエアがおすすめ!
タイガーエアは、持ち込み荷物が10kgまでOKで、日本の多くの都市で就航しているのが魅力的。
夜中発着が多いピーチに比べて、お昼の良心的な時間が多いのもメリット。
タイガーエアは全く「やばくない」ので、台湾に行く際はぜひタイガーエアのご利用を検討してみてくださいね。
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