【2025年】台湾で人気の日本人歌手・曲は?カラオケでよく歌われるのは?

台湾生活

アニメやドラマ、音楽など日本のあらゆるものが人気の台湾。具体的にどんなコンテンツが台湾で人気なのか気になる方も多いでしょう。

そこで今回は、台湾で人気の日本人歌手や日本の曲を一挙ご紹介していきます!

ずっきー
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実際に台湾に住み、台湾の友人に聞き込みしたり、カラオケに行ったりして調査した結果をまとめましたよ!

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台湾で人気の日本人歌手・日本の曲まとめ

早速、台湾で人気の日本人歌手や日本の曲を5つずつまとめました。ぜひご参考くださいね。

YOASOBI

今や世界的な知名度を誇るYOASOBIですが、台湾でも今一番人気がある日本人歌手といえば間違いなくYOASOBIかなと思います。

ずっきー
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YOASOBIが台湾で初公演したのは2024年でしたが、その前から音楽ショップでは至る所でYOASOBI特集が組まれていたほど人気が浸透していました。

台湾での念願の初単独ライブは2024年1月の「Zepp New Taipei」。このライブでは2000枚のチケットがわずか1秒で完売し、約16万人がアクセスしサーバーダウンを起こしてしまうほどの驚異的な反響を見せました。

2025年2月8日と9日には、台北アリーナ(台北小巨蛋)で2日間の公演を開催。2日間で約2万4千人を動員し、さらに会場外には音漏れを楽しむファンも集まりました。この公演は「YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025」の一環として行われ、チケット抽選には60万人以上が応募するなど、その人気ぶりが際立ちました。

ずっきー
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僕もこのライブは応募してみましたが見事に落選しました。(笑)
ちなみにチケットの値段は日本でのライブの倍ぐらいするんですが、それでも60万人が応募。エグイ人気ぶりですよね。

その人気ぶりを鑑みて、初の東京ドーム公演を映画化した「劇場版 YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”」も日本と台湾は同時に上映開始されました。

また台湾で高い人気を誇る曲は、デビュー曲でもある「夜を駆ける」。台北アリーナ公演でもアンコールで披露されましたよ。

とはいえ、この熱狂ぶりを見るとYOASOBIの曲は全部人気あるんじゃないかな~とも思います。(笑)

米津玄師

YOASOBIと並んでダントツ人気の日本人歌手が「米津玄師」です。同世代の台湾の友人に人気の日本人歌手を聞くと、ほぼ100%米津玄師の名前は挙がってきます。(スゴイ)

ずっきー
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若い世代から人気の日本人歌手はYOASOBIと米津玄師のトップ2のイメージです。

米津玄師の初の海外公演でもある初の台湾公演は2019年3月30日。「脊椎がオパールになる頃」ツアーの最終ステージとして台湾大学総合体育館で行われ、約3000人の観客を動員しました。チケットは発売開始からわずか10秒で完売し、その人気ぶりが話題となりました。

その人気ぶりも受け2020年には大規模会場の台北アリーナでの公演が予定されていました。しかし、新型コロナウイルスの影響により中止となり、ファンにとって残念な結果となりました。

その中で2025年3月15日・16日には、ワールドツアー「JUNK」の一環としてついに台北アリーナでコンサートを開催します。2019年以来6年ぶりの台湾公演!!

ずっきー
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台湾の友人も「今度米津玄師のライブに行くんだ~!!」ってめっちゃ嬉しそうでした。(笑)

人気曲はやはり台湾でも「Lemon」かなと思います。米津玄師の代表曲の一つですよね。

台湾では日本のドラマも大人気。米津玄師の「Lemon」はドラマの主題歌だったため、その影響もあり台湾でも高い人気を誇っているのでしょう。

ONE OK ROCK

日本のロックバンドで非常に人気が高いのが「ONE OK ROCK(ワンオク)」。英語の歌詞も多く、世界的に人気な日本のロックバンドとしても有名ですよね。

ワンオクは初めて海外での単独ライブを台北のライブハウス・Legacy Taipeiで開催しました。当時のキャパシティは約1000人でしたが、これが海外での新たな挑戦の始まりだったんですね。

2023年9月には「ONE OK ROCK LUXURY DISEASE ASIA TOUR 2023」の一環として、台北・南港展覽館で2日間の公演を行いました。この公演は当初2020年6月に予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、3年越しの開催となりました。

そして2024年9月21日には、台湾で最大のキャパシティを誇る「高雄国家体育場」でライブを開催し、約4万5000人のファンを動員しました。ワンオクにとっても海外で初めてのスタジアムライブという金字塔となりましたよ。

ずっきー
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ワンオクの高雄公演は台湾国内でもビッグニュースとなり、台湾の地下鉄(MRT)でもよく広告を見かけました。ちなみにライブ当日は超大雨で、伝説のずぶ濡れライブとしてもニュースになりました。(笑)

また台湾での人気曲の一つが「完全感覚Dreamer」。

ワンオクの代表曲の一つで、台湾のファンの間でも広く支持されていますよ。

宇多田ヒカル

レジェンド的な日本の女性歌手といえば「宇多田ヒカル」。個人的な感情や人間関係に焦点を当てた、時代に関係なく共感できる歌詞が人気を呼び、幅広い世代から支持を集めていますよね。

台湾でも元々根強い人気があったものの、更に人気が高まったキッカケがNetflixドラマ「First Love」です。このドラマは宇多田ヒカルの「First Love」や「初恋」という曲にインスパイアされて作成され、台湾でも多くの人が視聴しました。

そして、宇多田ヒカルは2024年8月10日と11日に台北アリーナで初の海外単独公演を行いました。この公演はデビュー25周年を記念したツアー「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」の一環として開催され、2日間で約2万2千人を動員しました。

ずっきー
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このライブで宇多田ヒカルは中国語でMCを行い、ファンとの交流を深めたそう。冒頭で「台北に来られてうれしいです。今日はみんな来てくれてありがとう」と中国語であいさつし、ファンの心を一気に掴みました。

台湾での人気曲といえば、先ほどの話でも出たようにやはり「First Love」でしょうか。

宇多田ヒカルが15歳のときに作成したというからスゴイですよね。宇多田ヒカルさん人生何周目・・・。

藤井風

幅広いジャンルを自由に取り入れた音楽スタイルが特徴の「藤井風」も台湾で人気が高いですね~。

アルバム『HELP EVER HURT NEVER』は台湾でプラチナ認定を受け、2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』もゴールド認定を獲得しています。

2023年に初の海外ツアー「Fujii Kaze and the piano Asia Tour」の一環で台湾・台北国際会議センター(TICC)にて公演を行いました。このツアーではピアノ1台によるシンプルな構成ながらも、彼独自の音楽性と表現力で観客を魅了しましたよ。

またアジアツアー「Best of Fujii Kaze 2020-2024 ASIA TOUR」の一環として、2024年11月16日と17日に台北アリーナで公演を行いました。この公演もチケットは完売し、ライブでは多くの代表曲が披露され、観客の熱気が溢れるステージとなりました。

ずっきー
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たまたまライブ当日に台北アリーナを通りかかりましたが、ファンの方の熱気がめちゃめちゃ伝わってきました。

人気曲を挙げると、藤井風の「死ぬのがいいわ」は台湾でも広く知られていますよ。

ずっきー
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またここでは取り上げていませんが、日本の男性アイドルグループもめっちゃ人気です。ひと昔前なら嵐やSMAP、最近はキンプリやBE:FIRSTなどの支持がアツいですね~。

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台湾でカバーされた日本の曲は?

台湾では日本の曲がとても人気なので、台湾でカバーされた日本の曲もいくつかありますよ。ここでは多くの日本人も聞き馴染みがある代表的な曲のカバーをご紹介しますね。

「未来へ」 (Kiroro) → 「後來」 (劉若英 / René Liu)

Kiroroの名曲「未来へ」を台湾の人気歌手・劉若英が「後來」としてカバー。この曲は台湾で大ヒットし、卒業ソングや感動的な場面でよく使用されるほどの定番曲となっています。劉若英の切ない歌声が原曲の魅力をさらに引き立て、台湾の人々に深く浸透しています。

「涙そうそう」 (BEGIN) → 「陪我看日出」 (蔡淳佳 / Joi Chua)

BEGINの「涙そうそう」を蔡淳佳が中国語でカバー。原曲の持つ郷愁や温かさをそのままに、台湾でも親しまれる楽曲となっています。

「世界に一つだけの花」 (SMAP) → 「Only One」 (張棟樑 / Nicholas Teo)

SMAPの代表曲を台湾の歌手・張棟樑がカバー。オリジナルのメッセージ性を大切にしながら、中国語圏でも広く知られる楽曲となりました。

「風になる」 (つじあやの) → 「小手拉大手」 (梁静茹 / Fish Leong)

ジブリ映画「猫の恩返し」の主題歌として知られるこの楽曲は、梁静茹によるカバーで台湾でも人気を博しました。ウクレレを用いた可愛らしいメロディが現地でも好評です。

「Gaining through losing」(平井堅)→ 「流星雨」(F4)

台湾ドラマ「流星花園」(日本の漫画・ドラマ「花より男子」の台湾版)の主題歌として知られる楽曲です。台湾だけでなくアジア各国で大ヒットし、日本でも知名度が高い楽曲となりました。

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台湾のカラオケでも日本の曲は歌える!

台湾には日本と同じようにカラオケが大人気。台湾発のチェーン店がいくつかあり、若い世代を中心にグループでよく遊びに行ってますね。

そんな台湾のカラオケには、実は日本の曲も入っています

しかし残念なことに、曲のリストは大半2000年代前半で止まっています・・・。大塚愛の曲がギリ入っているというイメージですね。(笑)

そのため、台湾のカラオケで人気の日本の曲はちょっと昔の世代が中心。例えば、上記で解説した「宇多田ヒカル」はカラオケでもとても人気ですね。

あとは安室奈美恵やモーニング娘、サザンオールスターズなども覚えておくとよいでしょう。

✅台湾の「ひとりカラオケボックス」も近年人気です!

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台湾では日本人歌手や日本の曲が大人気!

台湾では日本人歌手や日本の曲はとても人気があり、台湾の友人と盛り上がるテーマの一つです。

これから台湾へ留学したり仕事したりする予定のある方は、台湾で有名な日本の歌手や曲を予習しておくと役立つでしょう!

✅台湾出身の人気ロックバンドは誰?日本でライブしたアーティストも紹介!